白の姫に差し伸べられた、光と闇の手

恋愛(キケン・ダーク・不良)

結之志希/著
白の姫に差し伸べられた、光と闇の手
作品番号
1658575
最終更新
2023/11/25
総文字数
126,031
ページ数
335ページ
ステータス
完結
PV数
46,988
いいね数
14




「ターゲットはさくら魔法学園

4年Sクラスの來樺院獅紋だ。


1ヶ月以内に恋仲になって殺せ」




ボスから新しい任務を受け、

私は転校生として魔法学園に潜入した。


そこで、究極の二択を迫られるとも知らずに。



.・━━━━━━━ † ━━━━━━━・.


氷霞
-ひょうか-
氷使いの殺し屋

「黒塚瑠璃。聞いてなかった?」


×

來樺院 獅紋
-らいかいん しもん-
犯罪嫌いのターゲット

「黒塚は……印象に反して、優しいな」


×

翠笑
-すいしょう-
サポート役の殺し屋

「ハイハ〜イ、ドライな氷霞ちゃんも好きだよ」


・.━━━━━━━ † ━━━━━━━.・




ターゲットは魔導警察に縁深い來樺院家の次男。


彼は幼い頃行方不明になった自分の

婚約者にしか興味が無いクールガイだった。




「似ていない。……自分でも不思議だ。

どうして黒塚が李璃に見えたのか」


「相手が誰かじゃない。

あなたが何をしたかが問題なんだ」




悪事を嫌う獅紋と過ごすうちに

私の覚悟は揺らいでしまう。


殺し屋であること。

獅紋を殺さなければいけないこと。


迷い、惑う私を引き止めるのは、

殺し屋として共に生きてきた翠笑。




「振り返っちゃダメだよ。

獅紋に惑わされちゃダメ」




私達は、許されない恋に溺れていく――……。




(※ウェブ版推奨)
あらすじ
 殺し屋氷霞はある日、魔法学園の生徒、來樺院獅紋と恋仲になり、殺害せよとの任務を受けた。
 同任務のサポート役、殺し屋翠笑と共に魔法学園に潜入した氷霞は、來樺院獅紋に行方不明の婚約者がいることを知る。
また、ターゲットを同じくする他の殺し屋が現れ……。

 正義感が強く、犯罪を嫌う獅紋と、同じ境遇を持ち、同じ苦しみを分かち合う翠笑。
 氷霞はやがて、獅紋と生きるか、翠笑と生きるかの二択を迫られる。

この作品のレビュー

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この作品の感想ノート

読み応えたっぷり!でした。
ヒロイン李璃は自分の背負った業に苦しみ、そして獅紋と夜唄それぞれへの想いに悩み……(板挟みって贅沢な悩みでイイ!)

Tarzanさんが、ハードボイルドでカッコいいお話も書かれるとは!意外でしたが、面白かったです。

2023/03/24 14:39

とてもそわそわというかドキドキするようなお話でした……!!これから李璃がどうなっていくのか……って思います!!とてもいいお話でした!!!最後の最後の結末にはびっくりして驚かされました!!💭

2022/03/27 00:34

この作品のひとこと感想

すべての感想数:17

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