ケータイ小説 野いちご

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野いちご10周年記念コンピレーションアルバム『ずっとずっと、大好きな君のそばで。』

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野いちご学園の新着投稿

    • 幼なじみ【お題】
    • 片想い

    生まれた時からずっと一緒にいて、ずっと君の隣を歩いてきた。

    だからわかる。
    君が気にしてる視線や君の追う背中がだれのかも。

    それが、僕じゃないことも。

    それでもいいと思った。君の恋を応援しようと思った。

    君は鈍感だから、僕が君を想ってるとも知らずに笑顔で言うんだ。

    少しだけ、頰を赤くして

    「私ね、好きな人できたの…」

    そんなのずっと前から知ってたよ、なんて言えずに「そうなんだ。がんばれ」なんて言って

    自分が何をしたいのかも分からないまま、後悔ばっかりして。

    泣いてる君の顔や楽しそうに笑う君の顔。僕の方が知ってるし、僕の方が好きなのに。

    なんで、そっちばっか見てんの
    僕のこと見てよ。
    醜い嫉妬なんかしちゃって。

    だけど、君の隣は心地いいから…今だけ、この瞬間だけでもいいから…

    おねがい

    これ以上、この想いが溢れませんように…

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    • 幼なじみ【お題】
    • 放課後
    • 告白

    夏もそろそろ終わりを告げる9月の中旬...

    私、五花(いつか)は聞きたいことがあり、幼なじみの柊(しゅう)と一緒に帰っていた。

    「で、聞きたいことってなんだよ。」

    面倒くさそうにこっちを向く柊

    「柊ってその、三年の町田先輩と付き合ってるの...?」

    私の質問に柊はポカンとする。

    「は?お前の聞きたいことってそれ?」

    「だって!聞きにくかったんだもん!!」

    私は顔を赤くしながら恥ずかしく答えた。

    「付き合ってねーよ...大体好きなやついるし。」

    その好きな人を愛おしく思う柊の瞳は優しかった。

    「そっか...その人とお幸せに!!」

    泣きたくなり早足で歩こうとすると、急に腕を引っ張られた。

    「俺に幸せになってほしいの?じゃあ五花が俺を幸せにしろよ。」

    「ふぇ...?」

    「俺はお前のこと女としてしか見たことないから...」

    それから早足で歩く柊の頬は微かに赤かった。

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    • 幼なじみ【お題】
    • 放課後
    • 教室

    これは私が中3の時の話ーーー


    離任する担任の先生への寄せ書きのデコレーションを任された私。
    みんなが帰ってシンとした教室。
    もう5時半か、早く終わらせて帰ろう。

    ーーガラガラ…

    『陽斗?どしたの?忘れ物?』

    陽斗は私の幼馴染。

    「いや…えっと、手伝おうとおもって。1人だと大変でしょ」
    『え、あぁ、ありがとう?』
    「うん…じゃぁ半分俺がやるね」

    さっき帰ったはずじゃ…

    『珍しいね手伝ってくれるなんて』
    「…別に、ふつーだから」

    なんか、緊張してきた。

    『…てか私達も卒業だよ、早いね』

    「…あのさ」
    『ん?』
    「卒業する前に伝えときたい事があって」
    『なにー?どした?』

    「…ずっと好き、だった」
    『へ?』
    まさかの発言に間抜けな声を出してしまう私。

    「関係壊れるの怖くて言えなかった。でも、離れる前に伝えないと後悔する気がしたから」


    『私もっ…好きだったよ、ずっと』

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