落とされる気なんてなかったのに

恋愛(ピュア)

落とされる気なんてなかったのに
作品番号
1767650
最終更新
2025/12/03
総文字数
65,887
ページ数
43ページ
ステータス
完結
PV数
1,042
いいね数
1
“落とされるつもりなんて、最初はなかったのに。”

 普通の女子高生・七海(ななみ)は、友達の代わりに芸能事務所でマネージャーのアルバイトをすることに。そこで出会ったのは、国民的アイドルで人気急上昇中の俳優・一ノ瀬玲央(いちのせれお)。テレビでは天使みたいな笑顔でファンサを撒き散らす彼なのに、なぜか七海の前だけでは俺様で毒舌――そのギャップに振り回される毎日が始まった。

 最初は嫌な人だと思っていたのに、同い年とは思えない大人びた雰囲気や、不意に見せる優しさに胸がざわつきはじめる七海。「絶対に落とす」と挑発してくる玲央の言葉に、意地でも落ちないと宣言したはずだった。けれど、危ない場面で本気で守ってくれる強さや、ふたりきりのキス練習で触れた唇の熱に、心臓はどんどん玲央へと傾いていく。

 一方、七海を陰ながら支えるのは、かつての初恋であり、今は担任の先生でもある榊原はるま。優しくて穏やかで、昔からずっと七海のそばにいた彼。だけど「先生」であるがゆえに踏み込めない距離が、七海の胸を切なく締めつける。

 アイドル×一般女子高生。
 教師×生徒。
 ふたつの恋に揺れながら、七海が選んだ“本当に想う人”とは――。

 “落とされる気なんてなかった”はずの七海が、気づけば恋に落ちていく。
 甘くて、苦しくて、誰より大切になってしまう恋の物語。
 強く抱きしめられたあの日から、七海の世界は彼でいっぱいになった。
あらすじ
友達の代わりに芸能事務所で働くことになった七海は、国民的アイドル・一ノ瀬玲央と出会う。みんなには天使の笑顔なのに、なぜか七海の前だけ俺様で毒舌。反発しながらも、キス練習や本気で守ってくれた瞬間に心が揺れはじめる。一方、優しい担任の榊原先生への想いも残っていて――。絶対に落ちないはずだったのに、気づけば玲央が好きになっていた甘く切ない三角関係ラブ。

目次

この作品のレビュー

この作品には、まだ投稿されていません。

この作品の感想ノート

この作品には、まだ投稿されていません。

この作品のひとこと感想

この作品には、まだ投票されていません。

この作品をシェア

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

pagetop