目次

• • テニスコートの思い出
  • 社会人1日目、秘書課へ配属
  • 初めての担当は、専務！？
  • 冷徹な指導と涙の毎日
  • 孤独といじめ
  • 叱られても、立ち向かう気持ち
  • 秘密のメモ帳
  • 会議でのミス、フォローされて
  • 冷たさの奥の優しさ
  • 心を癒す場所へ
  • 金網の向こうに、見覚えのある少女
  • 専務と少女、そして「パパ」の声
  • 既婚者だったと初めて知る
  • 気づいてしまった者だけが抱える戸惑い
  • 自然体になれる自分
  • いじめに対して放った一言
  • 嘘がひとり歩きする
  • 静けさの中で初めて見える感情
  • 気づかれない距離の縮まり
  • お互い、楽になった気がする
  • 素の専務に惹かれ始める
  • 好きになってはいけない人
  • 家庭を壊すわけにはいかない
  • もう少しだけ、彼のことを知りたい
  • ふとした笑顔で、揺れてしまう
  • 心の距離が近づくほど、苦しくなる
  • 休日出勤、静かな距離のなかで
  • 「好きです」なんて絶対言えない
  • 彼の家族が見えるたび、心が痛む
  • 姪の存在と思い出
  • 秘書としてやってきた彼女
  • 彼女の頑張る姿に惹かれ始める
  • 社内に広がる“彼女の婚約者”の噂
  • 少しだけ、素の自分を出してみる
  • もう少しだけ、彼女を知りたい
  • ふとした笑顔に、心が揺れる
  • 心の距離が、少しずつ近づいていく
  • 休日出勤、ふたりきりのオフィス
  • 思い出のテニスコートへ
  • それでも、想いは止まらない
  • 父からのお見合い話
  • 写真の中に、彼女がいた
  • 彼女の本当の素性を知る
  • 普通の娘でいたくて
  • ならば、自分が相手なら
  • お見合い当日
  • もう一つの嘘
  • 心春との再会、そして祝福
  • エピローグ