王都の隣町で宝石商の娘として暮らしていたライラ。実はライラは、若くして亡くなったこの国の王太子、クラウスの実の娘だった。
クラウスが亡くなったことをキッカケに、次期王位後継者として強引に城へ引き取られることになったライラ。平民出身の彼女にとって王宮暮らしは窮屈だし、礼儀作法を身に着けるのも後継者教育も苦労の連続。おまけにクラウスの妃であるゼルリダは、継子であるライラに冷たく当たる。
そんな中、ライラは次期王配に相応しい人物を婿に選ぶよう、祖父である国王から厳命を受ける。けれど、王配候補の貴族たちも一筋縄ではいかない癖のある人物ばかり。
果たしてライラは、素敵なお婿さんをゲットできるのか?
※このお話は、小説家になろう様、アルファポリス様にも掲載しております。
※主な登場人物が多いため、1話目に登場人物紹介を挟んでおります。
※10月28日以降、一日に1話更新(夜頃)します。
- あらすじ
『平民として育っていたわたしが、実はお姫様だった――――⁉』
王太子殿下が亡くなったのをキッカケに、自分の出自を知ったライラ。
無理やり城に連れて行かれた挙げ句、後継者になることを強要されてしまう。
おまけに、王配に相応しい男性を見つけなければならないライラは、公爵令息やイケメン文官、騎士たちから口説かれて――――⁉
果たしてライラは、素敵なお婿さんをゲットできるのか?