その他
完
菊池まりな/著

- 作品番号
- 1761690
- 最終更新
- 2025/10/06
- 総文字数
- 92,048
- ページ数
- 25ページ
- ステータス
- 完結
- PV数
- 317
- いいね数
- 2
福井の小さな町で育った村瀬菜月は、大学進学を機に東京へ上京する。
新生活に胸を膨らませる一方、つい方言が出てしまい、周囲の学生たちから「なにそれ?」と笑われることもしばしば。恥ずかしさから標準語を必死に練習するが、どこかぎこちなく、自分らしさを失っていく感覚に悩むようになる。
サークルやアルバイト先で出会う友人たちとの交流を通じて、菜月は少しずつ自分の言葉や故郷の思い出を語れるようになっていく。笑われることもあるけれど、それ以上に「いいな」「なんかあったかいね」と言ってもらえることが増えていった。
標準語を身につけながらも、福井弁という「自分だけの声」を大切にすること。──東京で過ごす四年間の中で、菜月は仲間との出会い、恋、失敗や涙を繰り返しながら、「あの町の言葉」と「この町のわたし」を結ぶ自分らしい生き方を見つけていく。
新生活に胸を膨らませる一方、つい方言が出てしまい、周囲の学生たちから「なにそれ?」と笑われることもしばしば。恥ずかしさから標準語を必死に練習するが、どこかぎこちなく、自分らしさを失っていく感覚に悩むようになる。
サークルやアルバイト先で出会う友人たちとの交流を通じて、菜月は少しずつ自分の言葉や故郷の思い出を語れるようになっていく。笑われることもあるけれど、それ以上に「いいな」「なんかあったかいね」と言ってもらえることが増えていった。
標準語を身につけながらも、福井弁という「自分だけの声」を大切にすること。──東京で過ごす四年間の中で、菜月は仲間との出会い、恋、失敗や涙を繰り返しながら、「あの町の言葉」と「この町のわたし」を結ぶ自分らしい生き方を見つけていく。
- あらすじ
- 福井の小さな町から上京した村瀬菜月は、つい出てしまう方言に戸惑い、笑われるたびに自分を隠そうとしてしまう。標準語を必死に覚えながらも、仲間との出会いや恋を通じて「自分の言葉」を大切にできるようになっていく。笑いと涙に彩られた四年間の物語。
目次
-
- 第1章 上京とカルチャーギャップ 第1話はじまりの日
- 第2話 大学デビューは波乱万丈
- 第3話 初講義でまさかの大混乱
- 第4話 初バイト面接、方言で大混乱
- 第5話 初出勤は方言でてんやわんや
- 第2章 方言をめぐる笑いと傷つき 第1話 サークル見学で大騒動
- 第2話 和菓子作りで心も温まる
- 第3話 研究発表会で思わぬ事態
- 第4話 お茶部入部と新たな出会い
- 第5話 文化祭準備で方言が大活躍?
- 第3章 葛藤と涙 第1話 文化祭当日、想いが交錯
- 第2話 かぜねつとじゃみじゃみと恋の行方
- 第3話 誤解と涙、すれ違う想い
- 第4話 バイト先での方言大失敗
- 第5話 お茶部での笑いと、また現れた圭介先輩
- 第6話 届いた手紙と、それぞれの想い
- 第4章 方言を受け入れるきっかけ 第1話 デートで見えた本当の気持ち
- 第2話 すれ違う時間と、変わらぬ想い
- 第3話 さくらの告白と、揺れる心
- 第4話 返事の日、そして新しい関係
- 第5章 二つのことばを持つ自分 第1話 カップルとしての日々
- 第2話 故郷への帰省、そして再会
- 第3話 揺れる心と、それぞれの決意
- 第4話 母の声と、変わらぬ愛
- 最終話 あの町の言葉、この町のわたし
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