ファンタジー
完
山岡希代美/著

- 作品番号
- 1332616
- 最終更新
- 2018/02/18
- 総文字数
- 108,748
- ページ数
- 147ページ
- ステータス
- 完結
- PV数
- 359,924
- いいね数
- 8
太陽が月のように欠けて、世界が夜のように暗くなる。
そのとき娘の体内で魔獣の門が開いた。
平和な町に魔獣がなだれ込む。
自身が元凶だとは知らない娘の前に、光輝く金の聖獣が降り立った。
聖獣の王、麒麟。
「たとえおまえがすべてを忘れていても、俺は変わらずおまえを愛する」
「何度生まれ変わってすべてを忘れてしまっても、私は必ずあなたに恋をする」
世界の安寧を取り戻すため、身の内に抱える魔獣の門を閉じるべく、娘は聖獣王と共に旅にでる。
聖獣に守護された中華風異世界で、聖獣の王と魔獣の門を宿す娘との恋愛ファンタジーです。
この作品の感想ノート
読ませて頂きました
聖獣王が門の娘を世界を守る
魔獣王も門の娘が欲しい
読んでいくうちに魔獣王も娘の事を凄く愛していたのでは。愛するという心は魔獣も聖獣も人間も動物も同じ。そう思うと切なくなりました。
いや、だからといって暗黒の百年は嫌ですが
外堀から埋めるなんて本当に王?!というおもわず笑ってしまったり、切なかったり。世界をまたにかける旅のシーンはアニメーションのような感じがして、とてもいいお話でした。
ありがとうございました。
河野 葵さん
2020/02/25 12:32
山岡希代美 さま
今回も素敵な作品をありがとうございました。
中華風ファンタジー、いいです!クセになりそうなくらい。
麒麟や龍、実物の生き物でないので、妄想のし甲斐(?)があります!
登場人物の名前も、響きがとてもきれいですね。覚えきれないけど。笑
はい、山岡さんは長編を書かれるのが苦手、とのことですが、このお話でしたらもっともっと読んでいたかったですー!
以前、超大作の雰囲気の似た物語を夢中で読んだことを思い出しました。
メイファンがその寿命をワンリーと仲良く過ごせますように。
お別れのときはワンリー号泣なんでしょうね~
黒犬のフンドゥンが、次の世界では魔獣じゃなくてメイファン(という名前ではないでしょうが)にかわいがってもらえる存在でありますように。
と、勝手に続きを妄想しながら余韻に浸っております。
次のお話も楽しみにしていまーす♪
きむねーさん
2017/03/23 23:56
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