Garnet~大好きの伝え方
恋愛(その他)
完
0
- 作品番号
- 87313
- 最終更新
- 2010/07/25
- 総文字数
- 129,966
- ページ数
- 370ページ
- ステータス
- 完結
- PV数
- 78,422
- いいね数
- 0
私は彼のことが好き
彼だってきっと
私のことが好き
ずっと前から
お互いを知ってる私達
幼馴染み
でもなんで
恋人になれないんだろう
好き合ってるのに
結ばれない
好きだから
結ばれない
思いだけがすれ違う
*――**――**――**――*
「もーさー、そろそろ素直になってよぉ。そんなに冷たい態度だと、私どっか行っちゃうよー?」
「行けばいいじゃん。次にコクってきた相手のとことか」
「げー、冷た~い。そんなこと言っちゃヤだなー」
*――**――**――**――*
紅 憐の描く
ちょっと苦い
〝純〟恋愛小説
*――**――**――**――*
恋する少女
悩める少年
両思いの二人が
幸せになれますように
この作品のレビュー
彼女は、彼のことが大好きで。 彼は、彼女のことが大好きで。 だけど、すれ違ってしまうその想い。 このまま二人はすれ違ったままなのか? 周囲の人たちの後押しを受け、今彼は決断する。 切ないほど真っ直ぐで純粋なその想い。 あなたの心の中にも届くはず。 ぜひ、二人の純愛の行く末を見届けてください。
好きだからこそ、 会いたいし 守りたいし 悩むし 不安になるし 好きだからこそ――― 人を好きになるって、こういう事なんじゃないかなと思いました 不器用かもしれないけど、心の底の底の底から相手を大切に想ってるのが伝わってきます 本気で誰かを想ってみたい、と思えるまっすぐな恋愛小説でした
特に15歳前後で、幼なじみで、仲も良いのに付き合ってない二人がいたら、その理由はこの作品に書かれているような事なのかも知れません。 最近ではあまり見掛けない、残念ながら珍しくなってしまった“純情”を取り扱っております。 なんだか素敵。 『いきなりチュ』 『いきなり押し倒し』 『いきなり嫁』 みたいな展開に飽きた方々にお薦めしたいのです。 ただその中でも、なかなか古風で小難しい感じの言い回しを好む方に。 物語は思いっきり現代なので、入り込んだら面白いです。 どうぞ是非、行ってらっしゃいませ。
この作品の感想ノート
こんにちは。
今回は、こちらにお邪魔してみました。
いやもう、二人のピュアさ加減が読んでるこっちにまで伝染してくるようで、歯がゆい思いで読んでました。
そして、とても懐かしい気分にも。
確かに、学生時代同じような葛藤を抱いていたなと。
途中、北川君が不憫で仕方がなかったですけど。
でも、何だかこの作品読んで娘にたくさんいい恋をするんだよって言いたくなりました。
本当に素敵な作品どうもありがとうございました!
この作品をシェア
この作品を見ている人にオススメ
読み込み中…