- 作品番号
- 971233
- 最終更新
- 2023/07/13
- 総文字数
- 204,664
- ページ数
- 504ページ
- ステータス
- 完結
- PV数
- 1,109,990
- いいね数
- 2
- ランクイン履歴
-
総合48位（2014/05/20）
青春・友情2位（2014/05/19）
あたしの秘密。
それは……親友に恋をしていること。
あの子は同じ女の子。
きっと、この気持ちを理解してくれる人なんていない。
だから、この気持ちは誰にも教えない。
――そう決めていたのに。
あの子が恋した彼は、
あたしの気持ちを知っていた。
そして……
「海憂チャンが俺と付き合ってよ」
愛海をあなたに取られるくらいなら――
「……いいよ」
＊＊＊
自分のため、
親友の好きな人と付き合う…
不純な関係。
＊＊＊
「あたしが人魚姫なら、
王子様を奪ったお姫様を殺すわ」
正しい恋愛って何ですか？
本当の恋って何ですか？
あたしは、恋を知らない人魚姫。
＊special thanks＊
koihimeさま
実沙季さま
ひい。さま
桜華蝶さま
＊こちらは以前公開していたものの、
修正ver になります。
＊予告なく非公開にすることもあります。
ご了承ください。
この作品のレビュー
友達を好きになってしまった海憂。
それはいけないことだと思いながらも、彼女への想いを止めることはできなくて……
まるで人魚姫のような恋をしている海憂に、切ない想いが伝わってくるかのようでした。
恋は切なくて苦しくて、甘いものだけではないんだということを改めてこの作品に教えられました。
本当の恋を教えてくれる作品です。
切ない…けれど暖かい……そんな人魚姫のような恋のお話です。
言葉に溺れるように、必死に読みました。
ずっとずっと胸の奥が重くて、苦しくて、海憂の気持ちと同調していきます。
友だちが好き。だけどそれは彼女とは別の意味で。
同姓であることに苦しむ海憂と、彼女のことを想い支えていた櫻井くん。
嫌いだったはずなのに惹かれていく姿がとても好きでした。
私にも大好きな友だちがいます。私は確かに友情ですが、彼女の1番は誰にも譲りたくない。ずっとそばにいたい。そんな恋に似た感情を抱いています。
もう少し友だち離れしなきゃなぁと思っていましたが、無理に変わらなくていいのかもしれない。
今の私のままでいいと言ってくれる人と出会えると信じさせてくれる作品でした。
人魚姫に重ねられた想いは複雑に絡まって。色んな意味を孕んで。
そして恋の歌を口ずさむ。
上手く言えませんが、特別なお話になる作品です。
海憂が大切な人から教わった恋を守っていけますように。大好きです。
この作品の感想ノート
花咲＊さま♪
はじめまして！少し遅くなってしまいましたが、こちらの作品を読んで下さって、本当にありがとうございました(;_;)
表現の仕方はいつも悩んでしまう部分なので、褒めていただきすごく嬉しかったです(/ _ ; )海憂の心の変化もちゃんと感じていただけたみたいで、作者としてすごく幸せです。
素敵な感想を残して下さり、本当にありがとうございました！
この作品を読んでいると
描かれていることが頭の中で想像できるような表現の仕方で、とてもよかったです。
愛海に恋する海憂の気持ちがとても切なくなりました。
桜井くんにどんどん心を許していくの海憂の心の変化がよくわかりました。
最後はハッピーエンドで終わり、よかったです。
カピオカさま♪
はじめまして、感想ありがとうございます(>_<)♡
結構長い作品だったと思うのですが、１日で読んで下さったなんて、更に感動して下さったなんて、すごくすごく嬉しいです(/ _ ; )
大好きっていう言葉が、本当に力になります！
瀬㮈さんにまた楽しんでもらえる作品が書けるように、これからも頑張りますね*\(^o^)/*
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