空澄(あすみ)と璃真(あきさね)は幼馴染みであり、とある事情で学生の頃から一緒の家に2人きりで住んでいた。璃真は空澄に好意を持っており、告白をされる……が、次の日に白骨となって発見される。しかも、その白骨は数年前の学生時代のもので………。
たった1人の家族同然だった幼馴染みの不可解な死で悲しむ空澄を助けたのは、黒ずくめの不思議な青年希海(きうな)だった。そんな彼に、突然結婚を迫られてしまう。その理由が「純血の魔女だから」だった。
普通のOLだった空澄が魔女として覚醒する時、未来が動き始める。
そして、知らなかった璃真と希海の過去を知り空澄は魔女となり、そして恋を知っていく。
寂しがり屋な空澄と世間知らず不思議な甘えたな希海との奇妙な関係が始まる。
花里空澄(はなざと あすみ) 28歳 普通のOLだったが、自分が魔女の純血を受け継ぐ希少な一家の跡取りだと、この歳になってから知る。寂しがり屋で、一人になる事を嫌う。
黒鍵希海(くろかぎ きうな) 30歳 空澄を助け、結婚を求める不思議な男性。ストレートな性格で、甘えたな一面もある。
野いちご
作品番号
1585170
最終更新日
2020/2/11
鴉と白骨は、寂しがり屋の魔女に恋をする
蝶野ともえ/著
ジャンル/恋愛(ピュア)
173ページ 完
PV数/22,287・総文字数/106,322
- プロローグ
- 1話「最後の日常」
- 2話「今日だけの愛の告白」
- 3話「別れの宣告」
- 4話「言葉なき対面」
- 5話「一人きりの家」
- 6話「泥水と風と」
- 7話「鴉の瞳」
- 8話「真実の不安」
- 9話「魔力はキスの味」
- 10話「魔女としての決意」
- 11話「甘い条件」
- 12話「新米魔女」
- 13話「ぼやける背中」
- 14話「毎日の変化」
- 15話「もっと泣いて」
- 16話「血の味」
- 17話「純血魔女の誕生」
- 18話「魔法の薬」
- 19話「違和感とキス」
- 20話「一段落と戸惑い」
- 21話「幸せと企み」
- 22話「それぞれの魔法」
- 23話「遺された手紙」
- 24話「2人の温かい夜」
- 25話「ほそく笑む唇」
- 26話「真実を知るとき」
- 27話「作り物」
- 28話「地下室での秘密の約束」
- 29話「最後の作戦」
- 30話「氷の魔王」
- 31話「黒幕」
- 32話「お守り」
- エピローグ
- あとがき