むかしむかし、あるところに一匹の鬼が住んでいました。
眼光鋭く粗雑な鬼でしたが、実は仲間思いの優しい彼。
その側ではいつも美しい犬が尻尾を振って駆け回っておりました。
そんなある日、平和に暮らしながらも虎視眈々と名をあげることを狙っていた鬼は、仲間と共に旅に出ることに。
そして辿り着いた新たな土地で犬が番犬へと成長した頃。
鬼はしなやかに闇に紛れる一匹の猫に出会ったのです──
***
BLではありません
こんなんですが意外と真面目
でも悪ノリもごちゃ混ぜ
ほんのり恋愛風味
後半若干の大人の恋愛表現あります
一頁の文字数多め
旧暦です。現代と時季のずれあり
基本的に史実好きですが創作多々
ひとつ、大きく違うところがあります
横文字等は使用しませんが、当時の言葉遣いや生活様式を正しく再現するものではありません
以上をふまえた上での閲覧お願い致します
ケータイ小説 野いちご

作品番号
1186308
最終更新日
2015/10/4
飼い猫と、番犬。【完結】
東雲 旭/著
ジャンル/歴史・時代
554ページ完
PV数/169,394・総文字数/321,074