恋愛(ピュア)
完

- 作品番号
- 699057
- 最終更新
- 2019/01/28
- 原題
- 雪の降る海
- 総文字数
- 128,038
- ページ数
- 500ページ
- ステータス
- 完結
- PV数
- 3,596,655
- いいね数
- 76
『一生に一度の恋』小説コンテストで
優秀賞をいただき、
ケータイ小説文庫ブルーレーベルより
書籍化が決定いたしました。
皆さまに心より感謝を込めて。
2018,11,30
原題
【雪の降る海】
※こちらは修正前のものになっています。
+゚*。:゚+.゚*。:゚+.゚*。:゚+.゚*。:゚+.゚*。:゚+
― 一生分の全力の恋 ―
『雪が降ったら、
俺の事を思い出して』
そう言って微笑んだ君は、
きっと誰よりも優しくて。
そして、誰よりも残酷だった──。
ねぇ、知ってる……?
あたしにとって、
“君がいなくなる事以上の不幸”
なんてないんだよ──。
*Date*
2011,12,05≫執筆開始
2012,03,27≫執筆完了
*番外編*
《Helloween Night》
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CoCoLo様・川瀬 里桜様
悠木夏恋様・まにょのすけ様
素敵なレビュー
本当にありがとうございます!
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この作品のレビュー
命についてとても考えさせられました。8年前に亡くなった大好きな祖母の姿と重ねてしまい、気がついたら涙が溢れていました。本当に良い作品だと思います。
とても良い話でした。
辛く、悲しい内容でしたが、前向きに生きようとする渚を応援したくなりました。
一途に思い合う渚と雪緒に心が暖かくなりました。
ただ、少しヤリすぎ笑
このような話に別にヤるシーンをそんなにいれる必要はないと思います笑
18年生きただけでそれを決めてしまうのはあまりにも無謀。だけど、そんなものは結局、言い訳に過ぎないのかもしれない。
この先にもっといい人が。前に進みなさい。
雪緒はそう言って大きな愛で包むけれど、渚は同じだけの愛でもって、その恋を貫いた。
死を覚悟して、受け入れること。
それは一辺から見るととても悲観的に映る。実際、最初に渚を突き放した雪ちゃんにはそういう面も感じたけれど。二人で手を取り、周りの人達とも不器用ながらもがいて足掻いている姿には“その時”まで精一杯生きる覚悟を感じました。
人はあっけなく死んでしまいます。健康だと思っていた人がいつまでも健康であるとは限りません。でも、その事に、気付いていても気づかないふりをしてしまう。期限を突きつけられてようやく思い出すのです。本人も、周りの人も。大それたことをしなくても、その命を大切に生きてみて欲しい。
命の煌めきを深く感じたお話でした。
この作品の感想ノート
この作品は他の作品とは違い深く心に刻まれる物語でした。他の作品がダメという訳では無いですからね!
とにかく、泣きながら読みました。
泣いて泣いて亡くなった父を思い出しました。
先に逝ってしまう事。先に逝かなくてはいけなくなってしまう事。どんなにツラいのかと想像してもわかりません。
生きる事、生きているから事出来る事、全てが当たり前では無いんだと改めて思いました。
とても感動しました。看護職に就くものとして本人はもちろん家族の心のケアもしっかりとサポートできる看護師になりたいと思いました。
この小説に出会い改めて命の大切さを感じました!
素敵な小説を書いてくださりありがとうございます。出会えてよかったです!
これからも応援しています♪
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