翌日は土曜日で学校が休みだったから、朝からおじさん達と一緒に雪ちゃんの病院に付き添った。


それから、四人で少し遅めの昼食を済ませた。


「渚ちゃん」


昼食の片付けを手伝っていると、不意におじさんに呼ばれて──。


「なぁに?」


あたしは、お皿を拭きながら振り返った。


「悪いけど、ちょっと留守番を頼んでも構わないかな?」


「え?」


キョトンとするあたしに、おじさんは小さな笑みを浮かべた。


「おじさん達、ちょっと用事があって出掛けて来るから、雪緒の事を頼みたいんだ」