ベルベットの夜 ― 夢を諦めた喫茶店スタッフ、ピアノバーの彼と出会い再び鍵盤の前へ

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ベルベットの夜 ― 夢を諦めた喫茶店スタッフ、ピアノバーの彼と出会い再び鍵盤の前へ
作品番号
1749467
最終更新
2025/09/08
総文字数
26,448
ページ数
19ページ
ステータス
完結
PV数
3,306
いいね数
8
七瀬 杏果(ななせ ももか) 24歳、喫茶店「キャリコ」スタッフ
桜井 飛弦(さくらい ひづる) 26歳、ピアノバー専属ピアニスト/演奏系動画配信者

ピアノを諦め、喫茶店で働く日々を送っていた杏果は、
駅のストリートピアノを奏でる青年・飛弦の音に心を揺らされる。
忘れかけていた旋律、もう触れないと思っていた鍵盤——
少しずつ、彼女の中で音楽が、人生が、再び動きはじめる。

この作品のレビュー

★★★★★
2025/04/21 22:38
投稿者: 竹久祐 さん
静かな落ち着いた場所で読みたい作品

大人の淡い恋の予感を感じさせます。 静かな落ち着いた雰囲気の中で、ピアノのBGMを聴きながら読みたい。 引用された曲が作品の要所要所に効いていて、登場人物の感情にも色を添えています。 演出の巧さも見逃せません。 短編です。 心地好い、ひとときを約束できる作品です

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この作品の感想ノート

静かで落ち着いた穏やかな、艶のある作品
淡々とした流れに音楽が色を添えていて、

作品の中に出てきた曲を全部、直接 聞いてみたいなと思いました。

知っている曲も幾つかあり、嬉しくなりました。

ラストはスゴくしぜんな流れでありながら、これからの2人を想像させて、しっとりとENDする、

上手いなと思いました




気づいたことを3つ

4ページの中盤にある、「フラッシュバックして蘇った」

と、ありました。

「フラッシュバック」だけで、ふとしたきっかけで、以前の辛い出来事などが、突然まるで、その場にいるかのように鮮明に蘇る

という、意味を持っていますので、
「フラッシュバックした」で事足りるのではないでしょうか。


11ページ中盤
そのあと彼女は亜麻色の髪のーーは

そのあと杏果はーーとした方が違和感なく読めると感じました


18ページ 2段目
「キヤリコ」のを出て
になっていますが、脱字あるいは「の」がいらない
のではないでしょうか



細かい点をつつき、申し訳ありません


ステキな作品を読ませて頂きました、ありがとうございます

竹久祐さん
2025/04/21 22:30

この作品のひとこと感想

すべての感想数:9

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