恋愛(ピュア)
完
水瀬さら/著

- 作品番号
- 1627329
- 最終更新
- 2021/01/23
- 総文字数
- 115,797
- ページ数
- 169ページ
- ステータス
- 完結
- PV数
- 43,148
- いいね数
- 9
絵を描くことが好きで
目立ちたくない地味女子
矢部くるみ
高2
×
どこにいても目立ってしまう
イケメンモテ男子
高折蓮
高2
どしゃぶりの雨が降り出した午後
猫を抱えてやってきた彼は
くるみの家で
一緒に暮らすことになったのでした
やがてくるみは
彼が抱える寂しさに
気づきます
「なんでおれだけ生きてるのか
わかんねぇ……」
「高折くんは
わたしを最後まで見守るために
生きているんだよ」
臆病で不器用なふたりの
はじめての恋の物語
目立ちたくない地味女子
矢部くるみ
高2
×
どこにいても目立ってしまう
イケメンモテ男子
高折蓮
高2
どしゃぶりの雨が降り出した午後
猫を抱えてやってきた彼は
くるみの家で
一緒に暮らすことになったのでした
やがてくるみは
彼が抱える寂しさに
気づきます
「なんでおれだけ生きてるのか
わかんねぇ……」
「高折くんは
わたしを最後まで見守るために
生きているんだよ」
臆病で不器用なふたりの
はじめての恋の物語
この作品のレビュー
2021/03/20 17:12
投稿者:
夢雨
さん
ふたりで、描いていく
目立つことが苦手。だけど、教室の端っこにいても毎日ちゃんと楽しいし、ささいなことで友達と笑いあっている。
そんなくるみが、ひょんなことから、クラスイチ目立つ男子の蓮と同居をすることになってしまった。
別の世界にいるように見えて、ずっと、同じ場所にいる。
同じ場所にいるけれど、別のものが見えている。
そんなふたりが、お互いのことをじっと見て、痛みに気づいて、悩みをわかって、手を取りあうまでの過程が、とても可愛らしく、そして、優しかったです。
「高折くん。星が見えるよ」
いつかくるみがひとりぼっちで呟いたその言葉を、これからは何度だって、隣にいる彼に伝えていくのだろう。
なんだか、どこか、ほんのりさみしい。でも、読後は心がぽかぽかします。
いつか、くるみの描いた絵本を読んでみたいです。
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