プロフィール

夢雨
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▽ muu

たくさん愛してくださり
ありがとうございました♡ ´‐

作品一覧

グッバイ・メロディー
夢雨/著

総文字数/270,248

青春・友情484ページ

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だって、ずっと大好きだから 手の届かない誰かになっても きっと きっと 大丈夫 +゜ ゜ .+ * ♪ たいせつな幼なじみが “芸能人”に、なりました ――――――――――― あまいたまごやきシリーズ① ギタリストと すべてのはじまりのお話 (こちらのみでも読んでいただけます) conceive:'14/8/7 start:'14/8/31 end:'14/10/25 redo:'20/2/4~5/29 *ゆきな*さま・かなさま・MEME.さま 綺森さま・木元さなさま・秋野桜さま・永野 綾さま 砂倉春待さま・神立まおさま・愁檎さま 素敵なレビューを ありがとうございました だけどほんとうはね 誰よりいちばん近くにいたい
きみは宇宙でいちばんかわいい
夢雨/著

総文字数/151,915

恋愛(学園)285ページ

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「なな。俺さ、好きな子ができたんだ」 ――― 初恋を失くした日、 「どうも。よろしく、“きなこちゃん”」 ――― きみに、出会った。 。+ฺ・。ฺ・୨୧。+ฺ・。ฺ・ 不敵に笑んだきみと 静かに泣いたきみと ちっぽけなわたしは いつも、三角関係で 一方通行の、空回り 。+ฺ・。ฺ・୨୧。+ฺ・。ฺ・ それでも 「俺は、なな子がいちばん、かわいいと思うよ」 こんなにも美しく こんなにも残酷な きみは 宇宙で いちばんかわいい ――――――――――― 𝑌𝑜𝑢 𝑎𝑟𝑒 𝑡ℎ𝑒 𝑚𝑜𝑠𝑡 𝑙𝑜𝑣𝑒𝑙𝑦 𝑖𝑛 𝑡ℎ𝑒 𝑢𝑛𝑖𝑣𝑒𝑟𝑠𝑒. 𝒄𝒐𝒏𝒄𝒆𝒊𝒗𝒆:'𝟏𝟕/𝟓/𝟐𝟎 𝒔𝒕𝒂𝒓𝒕:'𝟐𝟏/𝟏𝟎/𝟐𝟏 𝒆𝒏𝒅:'𝟐𝟐/𝟏/𝟐𝟔 薫いちかさま 素敵なレビューを ありがとうございました あなたの存在が、世界を変えていく
アイ・ラブ・ユーの先で
夢雨/著

総文字数/190,642

恋愛(ピュア)325ページ

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話題の映画を空想だと嫌って 愛など知らないと吐き捨てる 子どもみたいにすねた横顔の 「先輩が人生最大の棚ぼたです」 「人をぼたもち扱いしてんなよ」 ・ : なにひとつ素敵なものを持ってない いちばん特別じゃなかったわたしが ほかのものなんてなんにもいらない いちばん特別な女の子になるまでの | ☆ 「たぶん、この瞬間を待ってた、ずっと」 大切に紡がれた愛の言葉と 別々の場所で育てつづけた かけがえのない約束のこと ――――――――――― Beyond 'i love you' conceive:'16/5/26 start:'20/12/1 end:'21/1/21 七瀬 月さま・結季ななせさま・綺森さま 椿れいみさま・かなさま・灯 えまさま 素敵なレビューを ありがとうございました きっとこの世界にひとつしかない エンドロールを見つけにいこうよ
きみの夏へかける
夢雨/著

総文字数/160,756

青春・友情188ページ

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走った、跳んだ、転んだ そして、笑った   o○☆*゜ 2年3組、野球部、 ショートのリードオフマン きみは、ダイヤモンドの上を 誰より楽しげに走りまわる   o○☆*゜ 夏の日差しを浴びながら 大丈夫だと言ったきみに 惹かれて 手を、引かれて 視界を覆う濁ったすべては 限りない透明へと変わってゆく 17/8/20~18/1/28
勝手にチャンネル替えんなよ。
夢雨/著

総文字数/128,365

コメディ201ページ

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姉・18歳、学年トップの秀才 弟・17歳、バスケ部のエース ひとつちがいのふたりは 「……おい。勝手にチャンネル替えんな」 「うっせ。さっさとその口の悪さ直せデブ」 きょうもソファの端と端で火花を散らす 胸キュンも壁ドンも無い それでもこれはまぎれもない 不器用なふたりの、愛のかたち ▼ 美麗すぎる表紙イラストは 櫻いいよさまよりいただきました 14/12/5~15/4/27

公開リスト一覧

レビュー一覧

★★★★★
2021/03/20 17:12
ネタバレ
ふたりで、描いていく

目立つことが苦手。だけど、教室の端っこにいても毎日ちゃんと楽しいし、ささいなことで友達と笑いあっている。
そんなくるみが、ひょんなことから、クラスイチ目立つ男子の蓮と同居をすることになってしまった。

別の世界にいるように見えて、ずっと、同じ場所にいる。
同じ場所にいるけれど、別のものが見えている。

そんなふたりが、お互いのことをじっと見て、痛みに気づいて、悩みをわかって、手を取りあうまでの過程が、とても可愛らしく、そして、優しかったです。

「高折くん。星が見えるよ」

いつかくるみがひとりぼっちで呟いたその言葉を、これからは何度だって、隣にいる彼に伝えていくのだろう。

なんだか、どこか、ほんのりさみしい。でも、読後は心がぽかぽかします。
いつか、くるみの描いた絵本を読んでみたいです。

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★★★★★
2021/03/18 15:51
ひとりぼっちの世界で、出会う

どうにも拭えない汚れのような過去がある。 だから、逃げてきた。心の底から死を願った夜があった。 でも、どうしようもなく生きたくて、救われたくて、前を向きたくて、 ――そうして、“きみ”と、出会った。 これは、そんな凛花と藤堂の物語。 だけど、登場人物の誰ひとりとして取りこぼさず、やさしく拾いあげられていく様が、本当に見事でした。 『本当は誰かに見つけて欲しかった』 きっと、そう思っていたのは凛花だけじゃない。 藤堂も、智也も、有愛希も、柚寧も、大河も、累も、そして栄介も、みんな、みんな。 この世界は、ひとりぼっちどうしの寄せ集めで出来ている。 でも、だからこそ、ひとりぼっちとひとりぼっちが出会い、世界は丸い形に変わっていくのだと、信じたくなるお話です。 素晴らしいものを読ませていただき、本当にありがとうございました。

どうにも拭えない汚れのような過去がある。
だから、逃げてきた。心の底から死を願った夜があった。

でも、どうしようもなく生きたくて、救われたくて、前を向きたくて、
――そうして、“きみ”と、出会った。

これは、そんな凛花と藤堂の物語。
だけど、登場人物の誰ひとりとして取りこぼさず、やさしく拾いあげられていく様が、本当に見事でした。

『本当は誰かに見つけて欲しかった』

きっと、そう思っていたのは凛花だけじゃない。
藤堂も、智也も、有愛希も、柚寧も、大河も、累も、そして栄介も、みんな、みんな。

この世界は、ひとりぼっちどうしの寄せ集めで出来ている。
でも、だからこそ、ひとりぼっちとひとりぼっちが出会い、世界は丸い形に変わっていくのだと、信じたくなるお話です。

素晴らしいものを読ませていただき、本当にありがとうございました。

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★★★★★
2021/03/07 16:52
ネタバレ
猛毒が、体をめぐる

自分にぜんぜん自信がない。
その理由を口にすることさえできないけれど、どうにも抗えないほどに、きみを好きになってしまった。

“つきあっていること、絶対に誰にも言わない”という条件付き。
それは、彼が今をときめく高校生モデルだから。
それは、自分がきっと一過性の都合のいい女だから。

素直になりたいのに、なれない。だって、傷つきたくないし、傷つけたくない。すごく大事だから、言えない。
そんなふうにすれ違ってしまうふたりが切なくて、もどかしくて、足をバタつかせたり、頭を抱えたり、涙が滲んだりしました。

「俺はお前の居場所になりたいし、乙葉が俺の居場所だと思ってるよ」

意地っ張りな絢斗が、臆病な乙葉が、それぞれ頑張った先で伸ばした手を、掴むことができてよかった。
怖い場所を飛び出した雨空の下で、ふたりはひとつの傘を差しながら、これからもずっとお互いの甘い毒に酔いしれるのだと思います。

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★★★★★
2021/01/27 13:10
はちみつ色に輝いている

あの人は輝いている。世界を照らす金色のように。簡単に手を伸ばせないほど、遠い場所で。 だから、ずっと、きみのようになりたかった。 まったく違うようでとても似ている、ふたつの淡い憧れがじわりじわりと近づいては、少し離れて。また、もう少し、近づいて。 いつしかお互いのためになにかしたいと願うようになっていく、ふたりのその姿こそが、なによりもまばゆい青春そのものでした。 『私が、光を当てて、あたためたい』 凍えそうになっていた朝陽の心の大切な場所を、見つけてあたためてくれたのが、とても柔くて、とても強い、光莉で本当によかった。 たくさんの『好き』の気持ちがぎゅうぎゅうに詰まった、甘くてすっぱい、苦しくて愛しい、キュンなお話です。

あの人は輝いている。世界を照らす金色のように。簡単に手を伸ばせないほど、遠い場所で。

だから、ずっと、きみのようになりたかった。

まったく違うようでとても似ている、ふたつの淡い憧れがじわりじわりと近づいては、少し離れて。また、もう少し、近づいて。
いつしかお互いのためになにかしたいと願うようになっていく、ふたりのその姿こそが、なによりもまばゆい青春そのものでした。

『私が、光を当てて、あたためたい』

凍えそうになっていた朝陽の心の大切な場所を、見つけてあたためてくれたのが、とても柔くて、とても強い、光莉で本当によかった。

たくさんの『好き』の気持ちがぎゅうぎゅうに詰まった、甘くてすっぱい、苦しくて愛しい、キュンなお話です。

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★★★★★
2020/09/12 23:44
さんかくの毒性

「こっちはわかりたいと思ってんだよ」 そのまっすぐな言葉が、完結していたふたりの世界を揺らしたのを感じたとき、ひとつの想いが閉じ、もうひとつの想いが走り出したのだと、たしかに思った。 男子ふたりと、女子ひとり。 いびつな三角形を作りながら、小さな嘘をくり返し、自分を守って、相手を守って、誰かを守って、過去を、そして未来を守っている。 それはどうにももどかしく、切なく、悲しいかたちをしていた。 そして同時に、なによりも愛しい三角のかたちをしていた。 だからこそ、彼にとっても、彼女にとっても――そして、彼にとっても。 たしかに抱いた美しい毒のような気持ちが、愛する誰かのためだけでなく、自分のためにも、どうか幸福に作用してくれれば、と願ってしまう。 決して一筋縄ではいかない三角関係。 3人の描いたそのトライアングルを、わたしはどうしても、とてもかわいい、と思ってしまいます。

「こっちはわかりたいと思ってんだよ」

そのまっすぐな言葉が、完結していたふたりの世界を揺らしたのを感じたとき、ひとつの想いが閉じ、もうひとつの想いが走り出したのだと、たしかに思った。

男子ふたりと、女子ひとり。
いびつな三角形を作りながら、小さな嘘をくり返し、自分を守って、相手を守って、誰かを守って、過去を、そして未来を守っている。

それはどうにももどかしく、切なく、悲しいかたちをしていた。
そして同時に、なによりも愛しい三角のかたちをしていた。

だからこそ、彼にとっても、彼女にとっても――そして、彼にとっても。
たしかに抱いた美しい毒のような気持ちが、愛する誰かのためだけでなく、自分のためにも、どうか幸福に作用してくれれば、と願ってしまう。

決して一筋縄ではいかない三角関係。
3人の描いたそのトライアングルを、わたしはどうしても、とてもかわいい、と思ってしまいます。

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