きみは微糖の毒を吐く
恋愛(学園)
完
93
- 作品番号
- 1618375
- 最終更新
- 2020/12/31
- 総文字数
- 91,765
- ページ数
- 279ページ
- ステータス
- 完結
- PV数
- 1,324,684
- いいね数
- 93
私のことが嫌いみたいだ。
「うるさい、話しかけんな」
苦くて痛い毒を吐くくせに、
「……好きにすれば」
その毒は時々、少しだけ甘い。
苦くて甘い 微糖の毒が全身に回ったら
あとはもう きみに支配されるだけ──。
・
❤︎
・
木村 乙葉
Kimura Otoha
一途でまっすぐな臆病女子
×
柳 絢斗
Yanagi Ayato
冷たくて毒舌な高校生モデル
・
❤︎
・
「ねえ、どうして私と付き合ってくれたの?」
──苦くて甘い、微糖の毒に
先に侵されたのは どっち?
【きみは微糖の毒を吐く】
『……お前のこと好きすぎて、
どうしたらいいかわかんねえ』
- あらすじ
- 高校2年生の春に転校してきた乙葉は、同じ本が好きなことがきっかけで、同じクラスのイケメンモデル・絢斗に告白し、付き合うことに。しかし2人の関係は秘密だし、絢斗は学校では話しかけてもくれない、2人きりになっても冷たい。きっと遊ばれてるんだろうなと思う乙葉だけど、たまに甘くなったり、嫉妬したりする絢斗にときめきが止まらない。そんな中、2人の中を揺るがす出来事が起こって──?
この作品のレビュー
微糖の毒がまわったら── はじめは微糖にも満たない毒が全身にまわり、さいごにはやられてしまいました。糖分がだんだんと増えていくようすが、ドキドキしたりハラっとしたりしながら最後まで楽しく、存分に味わうことができました。 素敵な作品をありがとうございました。
こんばんは! めっちゃめっちゃ最後の方は、特にキュンキュンしました!あやとくんが男の子に嫉妬してるのがバレバレでそういう所とかがドキドキワクワクして、楽しく読めました!! 番外編も見ました!!やっぱり!私は、氷室愛結さんの本が大好きです!
この作品の感想ノート
あゆちゃんこんにちは(^O^)♡
いま、「絢斗~!」以外の語彙力を失っています。マジで、恋に憧れている中学生女子みたいな気持ちです。
等身大のキュートなラブストーリーと、かっこよすぎるクール男子を書かせたら、あゆちゃんの右に出るものはいないのでは…?
いつもあまりヒーローを推すことってないのだけど、あゆちゃんのお話を読むと絶対にヒーロー推しになります。
絢斗しか勝たんな…?と最初から最後まで思っていました。でも、それと同じくらい、乙葉しか勝たんです。
いちばん好きなシーンは、修学旅行にむかう飛行機の中、ジャケットの下で太ももをサワサワするところです。心がおじさんなので鼻息が荒くなりすぎてしまって大変でした。あの瞬間、わたしは飛行機のシートでした。
これだけ言っておきたいんですけど、全編を通して、やきもち絢斗が総じて尊いです。
今回も、かわいくて、もどかしくて、じれったくて、きゅんきゅんして、なにより若返ることのできるお話を読ませていただき、本当にありがとう。
最初から最後までページをめくる手が止まりませんでした(;;)♡大好きです~~~
すごく素敵なお話でした!
絢斗くんの心情が分かりにくすぎて乙葉ちゃんsideで読んでると乙葉ちゃんと一緒に切なくなりました!
しかし読んでくうちにだんだん絢斗くんの心情や愛が分かるようになってきて、キュンキュンしました💗
絢斗くんが付き合ってること誰にも言わないようにした理由も乙葉ちゃんへの気持ちが伝わってきて好きです!!
涙が出るところもありましたが無事ハッピーエンドなれてよかったです✨
お疲れ様でした!!
愛結さん
まずは素敵な作品をありがとうございました〜!
とても読みやすくてスッと話が入ってきて、すごく楽しく読むことができました最高でした!
乙葉ちゃんの過去の出来事から絢斗の気持ちを信じきれない気持ちやトラウマでたくさんすれ違ってきて乙葉ちゃんの気持ちになって悲しくなったりしましたが、全部ひっくるめて絢斗の愛情だって分かったときはドキドキが止まりませんでした☺️不器用な愛情表現も想う気持ちもとても素敵で、これから2人が幸せに過ごせることを祈っています^_^
私も『雨空の下で』読みたいです…!(笑)
今年も愛結さんの作品を読んで日々の活力にしていきたいなと思います、執筆お疲れ様でした!
氷室愛結さんの書籍化作品
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