死にゆく私は、桜の世界で二度と散らない恋をした。

恋愛(ピュア)

死にゆく私は、桜の世界で二度と散らない恋をした。
作品番号
1773295
最終更新
2026/03/13
総文字数
64,637
ページ数
55ページ
ステータス
完結
PV数
249
いいね数
1


『あの日、私が死ねばよかった。

そんな私に、君はレンズ越しに生きる意味を教えてくれた。』



――期限は、桜が満開になるまで。


私が死ねばこの温もりは永遠になる。
​春の香りに包まれて、私たちは残酷なほど穏やかな絶望を抱きしめる。


​――――――――――――――――――――


​その恋は、桜の香りと共に私を殺していく。
​彼とともに見る景色が、モノクロだった私の毎日を鮮やかに塗り替えてゆく。


けれど、シャッターを切るたびに、私の鼓動は「永遠の眠り」へと近づいていく。



これは、死を運命づけられた少女と、秘密を抱えた少年が交わした幸せの記録。


​――――――――――――――――――――


​散りゆく季節に刻まれた、美しき終焉の物語。

あらすじ

中学2年生の二宮 咲菜は、不治の病『桜咲病』を患ってしまう。
心臓に桜の花が咲き、治療法もない病だった。

そんな彼女の前に現れたのは、カメラを持ち、甘い香水の香りを纏う先輩・瀬口 奏斗。

「暇つぶし、付き合ってよ」

徐々に惹かれ合う二人だったが、咲菜の終わりは近づく一方だった。

儚く、小さい、散っていく私たちの恋の物語。
だけどきっと、この物語は――。

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2026/03/14 01:10

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