例えば今日、世界から春が消えても。
恋愛(ピュア)
完
49
青空美柑/著
- 作品番号
- 1674982
- 最終更新
- 2022/10/18
- 総文字数
- 129,742
- ページ数
- 231ページ
- ステータス
- 完結
- PV数
- 61,375
- いいね数
- 49
世界から”春”という概念が消えて、
もう9年が経った。
桜を愛でるお花見も、子供が喜ぶひな祭りも、
春のうららかな日差しを浴びる事への幸せも、もう忘れてしまったけれど。
「冬真君、こっち向いて!」
「ねえ、私のこと、忘れないでね」
彼女が浮かべた太陽みたいに明るい笑顔は、
一生、忘れる事がないだろう。
「私、“春”を盗んだの」
底抜けに明るい転校生
飯野 さくら
×
「約束する。僕は、どんな手を使ってでも君を死なせない」
人生を俯瞰する少年
和田 冬真
僕達の出会いは偶然なんかじゃない。
必然で、運命だったんだ。
春なんて戻らなくていい。
もう二度と、死にたいなんて言わないから。
だからどうか、君の命の灯火だけは消えないで─────。
野いちごさまにて、編集部おすすめに掲載させていただきました!
ありがとうございます!
(2023.3.28)
もう9年が経った。
桜を愛でるお花見も、子供が喜ぶひな祭りも、
春のうららかな日差しを浴びる事への幸せも、もう忘れてしまったけれど。
「冬真君、こっち向いて!」
「ねえ、私のこと、忘れないでね」
彼女が浮かべた太陽みたいに明るい笑顔は、
一生、忘れる事がないだろう。
「私、“春”を盗んだの」
底抜けに明るい転校生
飯野 さくら
×
「約束する。僕は、どんな手を使ってでも君を死なせない」
人生を俯瞰する少年
和田 冬真
僕達の出会いは偶然なんかじゃない。
必然で、運命だったんだ。
春なんて戻らなくていい。
もう二度と、死にたいなんて言わないから。
だからどうか、君の命の灯火だけは消えないで─────。
野いちごさまにて、編集部おすすめに掲載させていただきました!
ありがとうございます!
(2023.3.28)
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