
- 作品番号
- 212094
- 最終更新
- 2017/02/04
- 総文字数
- 73,837
- ページ数
- 263ページ
- ステータス
- 完結
- PV数
- 3,288,990
- いいね数
- 0
- ランクイン履歴
-
総合12位(2010/08/16)
恋愛11位(2010/08/16)
春が過ぎて夏というには
まだ早いころ
高2の少し熱い風が吹く季節
僕と彼女の関係が始まった
毎日、僕のカラダを求める“彼女”
毎日、彼女を抱く“僕”
「ユキくん、抱いて――」
求められるのは嫌じゃない
この作品のレビュー
欲情は動物的本能で
愛情とは少し違う
心と身体のアンバランスな十代
欲情に支配される身体は
満たされない愛に苦しみます
身体を重ねることが愛だと思った文香
愛がなくても身体を重ねられると思う剛志
どちらも正しくて
どちらも不完全
人はどうやってバランスを保つのか
自分を誤魔化して?
それとも
本当に欠けているものを手に入れて?
もがいて苦しんで
叫んで涙して
手に入れたのは
好きの気持ち
『使用期限』無制限の
愛に育つ大切な芽
大きく育てて
素敵な花を咲かせてくださいね♪
何も考えず、ただ躰を重ねていたユキ
「形だけの彼氏になって欲しい」
そんな彼は、文香と言う女の子に出会う
会うたびに躰を求める文香に、いつしかひかれて行くユキ
躰じゃなくて、僕を愛して
躰の繋がりじゃ、何も伝わらない
中高生だけじゃなく、大人にも読んで欲しい作品です
この作品の感想ノート
星瑠さん
お返事が遅くなりすみません;
こんな未熟な作品を最後まで読んで下さりありがとうございます
全くない文章力で感情という部分だけは一生懸命書いた記憶があります
その部分が伝わってとても嬉しいです
読ませていただきました!
ユキくんの心の戸惑いや、成長していく気持ちがすごく伝わりました。
この作品は、ユキくん達と同じくらいの年齢の子達に読んでほしいなぁと思いました!
シューゴさん
お久しぶりです
わわ!ブログで祝ってもらえたんですか!
オススメは初めてでしたし、ランクインなんて一昨年の秋以来です(笑)
3回も読んで下さりありがとうございます
気持ちのない行為は自分が相手に気持ちを寄せてなかったら平気なんだと思います
それをユキの変化で書いてみて
今の私だったら絶対にこの物語は書いていなくて
あの頃の私だから書けたもの、なのかもしれません
今こうして読み返すと恥ずかしくて「私どうしてこんな作品を書いたんだ!」って思っちゃいます(笑)
8ヶ月も放置していた作品を最近ようやく更新再開したのになかなか書けないのは、自分が8ヶ月前と考え方や伝えたいことが変わったから
でも退会しないのは皆さんがくれた感想やレビューが大切だから
これからもマイペースに野いちごに浸ろうと思います
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