――…
「もぉ、剛志!昨日なんで置いて帰ったの?
あの女の子とエッチしたの!?」
教室に入ってくるなりいきなり大声で質問。
あぁ~うるさい。
誰かコイツ黙らしてよ。
昨日、文香に声をかけられなかったら一緒にホテルに行っていたはずの女が、キャンキャンと小型犬の鳴き声みたいな声で話しかけてきてくる。
「お願いだから黙ってくんない?耳痛いんだけど」
両耳を両手で塞ぎ、女の声を聴かないようにして自分の席につく。
耳から手を離すと、右手を女に掴まれた。
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