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陽花 | 対象 タイトル, キーワード, 作家名

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これは、診察だ。
紫陽花/著

総文字数/7,710

恋愛(キケン・ダーク・不良)10ページ

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※この作品はフィクションです。 私の妄想から成立した物語です。 高校時代、病院のロビーで 出会った一人のエリート医師・神堂蓮。 その凛々しい後ろ姿に一目惚れした主人公・橘葵は、 「あの人みたいに人を助ける看護師になる」と心に誓った。 しかし現実は厳しく、2浪の末にようやく 看護師になったものの、 出勤初日からドジを連発して大パニック。 緊張のあまり、目の前に現れたますます イケメンになった蓮に、勢い余って 「好きです!」と告白してしまう。 返ってきたのは、 「お前に興味は一ミリもない、あほ」 という冷酷無慈悲な一言。 看護師としての知識も技術も追いつかず、 自分の無力さに打ちひしがれる葵。 だが、彼女には誰にも負けない武器があった。 それは、患者のほんの小さな変化や痛みに気づくことができる、 驚異的な観察力と誠実な優しさだった。 モニターのわずかな違和感、患者の震える指先――。 葵は持ち前のひたむきさと気づきで、次々と急変する患者の危機を救っていく。 最初は「お荷物新人」と冷たくあしらっていた蓮だったが、 誰よりも必死に、真摯に命と向き合う葵の姿に、いつしか心奪われていく。 ある日、激務とプレッシャーのあまり葵が院内で倒れてしまう。 目を覚ました葵のベッドの傍らには、 普段の冷静さを完全に失った蓮の姿があった。心 配でたまらなかったと吐露する蓮。 彼は葵の唇にそっとキスを落とし、こう言い放つ。 「これは、診察だ」 戸惑う葵に、蓮は悪戯っぽく、しかし真剣な眼差しで告げる。 「言った。……だから、俺が本当のお前の彼氏になってやるよ」 冷徹ドSなエリート医師と、ドジだけど誰よりも一生懸命な新人看護師。  「仮初め」のつもりだった関係は、 蓮の圧倒的な溺愛と甘い「診察」の数々によって、 本物の深い愛へと変わっていく。 公私混同厳禁の病院で、あくまで厳しい指導医を貫こうとする蓮と、 その度に翻弄されながらも真っ直ぐな想いをぶつける葵。 衝突しながらも、困難なオペや数々の患者の命と向き合う中で、 二人は医療従事者としても、一人の人間としても互いに成長していく。 「お前に興味は一ミリもない」と言った男が、 今や世界で一番自分を大切にしてくれる。 不器用だけど一生懸命な恋の先に待つ、 最高に甘くて熱い、二人の未来の結末とは――?
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【最年長側室の覚醒】の続編! 歪んだ悪法が撤廃され、 平穏が訪れたはずのクインテラ王国。 だが、正妃の座を巡る国内外の貴族たちの 次なる権力闘争が水面下で始まっていた。 先王の崩御に伴い、わずか18歳で即位した 平民の血を引く天才王・アルフレッドは、 「愛などという不確定な感情は国を弱くする。俺は誰も愛さない」 と心に誓う。 彼は実家の権力を盾に迫る貴族たちへの奇策として、 正妃を廃止し、10人の側室を全員同等に迎える 前代未聞の「新・後宮法」を電撃発布。 輿入れしてきたのは、かつて母・エレナと 共に戦った同志の娘たちをはじめ、 異国の王女、そして街で見出した 平民の天才数学少女など、 一癖も二癖もある最強の女たちだった。 王の暗殺を狙う前王の偽隠し子・ギルバートの襲来、 そして保守派貴族の経済封鎖に対し、 アルフレッドは10人の側室の才能を見抜き、 軍事・財務・外交などを司る女性 「後宮キャビネット」を結成。 寵愛ではなく信頼で結ばれた彼女らは、 国家の危機を次々と逆転していく! 大太后となったエレナが見守る中、 かつて女の墓場だった後宮を 「最高峰の国家経営チーム」へと塗り替える、 新世代の最強頭脳戦サバイバルが 今、幕を開ける! ★登場人物紹介★ アルフレッド【蒼天宮】 誰も愛さないと誓った、18歳の冷徹な天才王。 レオンハルト【太極宮】 エレナを愛し、悪法を廃止した偉大なる先王。 エレナ【太極宮】 国を救い、大太后となったアルフレッドの母。 ブリジット【紅蓮宮】 最強の剣技を持つ、前作戦友の娘の第1側室。 クロエ【金剛宮】 若くして商会を仕切る、天才商人の第2側室。 セシル【紫苑宮】 情報と後宮の裏を掌握する、隠密の第3側室。 グレース【薔薇宮】 三大貴族の傲慢令嬢から味方に大化けする第4側室。 オリヴィア【白鳥宮】 気弱だが芯が強く、脅迫に涙し改心する第5側室。 シャーロット【青磁宮】 伝統を重んじ、社交界を完璧に操る第6側室。 フリーダ【氷晶宮】 北方大国から入内した、凍土騎兵を操る第7側室。 シャディア【夜香宮】 砂漠の交易国から来た、毒香を操る妖艶な第8側室。 メイリン【淡墨宮】 東洋の東方帝国から来た、武術と薬学の第9側室。 アリア【銀河宮】 王がスカウトした、平民出身の天才数学第10側室。
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妻を5人以上持ち、 それぞれ必ず1人の子を成すことが 義務付けられた「クインテラ王国」。 第一側室のエレナは、身分こそ低いものの、 最年長の妻として国王・レオンハルトとの間に 愛する息子を授かり、 穏やかに暮らしていた。 しかし、正妻オーレリアが産んだ 第一子が「娘」だったことで、 クインテラ王国の残酷な法律が発動する。 ――正妻の子が娘の場合、跡取りは「最年長側室の子」が継ぐ。 一転して、エレナの息子が第一王位継承者となり、 オーレリアや、彼女と手を組む第二側室ヴェロニカらから 命を狙われる泥沼の権力闘争に巻き込まれてしまう。 必死に我が子を守ろうと孤軍奮闘するエレナ。 第三側室カタリナは静観し、 第四側室フィオナは勝ち馬を見定めようと調べる中、 武闘派の第五側室ブリジェットだけが エレナの芯の強さに気づき、密かに味方へと回る。 そんな中、後宮の勢力図を揺るがす最大の異変が起きる。 まだ子どもがいない最年少の第六側室、リリィの存在だ。 「全員が1人の子を産む」という義務を果たすため、 レオンハルトは毎夜リリィばかりを溺愛し、彼女の寝所に通い詰めるようになる。 リリィがもし「男の子」を産めば、 後宮のパワーバランスは完全に崩壊する。 他の妻たちが焦りと嫉妬に狂う中、 エレナはレオンハルトの「溺愛」の裏にある違和感と、 可憐なリリィが隠す恐ろしい本性に気づき始める。 これは、理不尽な国の法律に縛られた後宮で、 心優しき母エレナが「我が子を守るため」に 冷徹な魔女へと覚醒し、 狂気の後宮サバイバルを 勝ち抜く戦いの記録である。 ★登場人物紹介★ エレナ【翡翠宮】 我が子を守るため魔女になる最年長側室。 レオンハルト【東宮】 義務に縛られつつ最後の妻を毎夜抱く王。 オーレリア【黄金宮】 娘を生み地位を脅かされエレナを狙う正妻。 ヴェロニカ【白銀宮】 正妻の派閥で裏から陰謀を仕掛ける第二側室。 カタリナ【紫水晶宮】 静観しつつ国の法律を憎む冷徹な第三側室。 フィオナ【琥珀宮】 勝ち馬を見定めようと動く世渡り上手な第四側室。 ブリジェット【黒曜宮】 エレナの芯の強さを認め味方する男前な第五側室。 リリィ【白百合宮】 子がなく毎夜溺愛されるが裏がある第六側室。
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溺愛狂瀾〜元恋人たちの襲来で、私たちの恋は狂いだす〜
紫陽花/著

総文字数/32,180

恋愛(ラブコメ)22ページ

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誰よりも愛されているはずなのにその幸せに甘えていたのは私の方だった。高校二年生の橘紬は、学校一のモテ男であり自分を狂おしいほど溺愛してくれる最高の彼氏・瀬名蓮がいる。朝の登校から放課後のデート、毎晩の甘いメッセージまで蓮の視線はいつだって紬だけ。そんな「愛されすぎる毎日」を紬は当たり前のように信じていた。──けれど、その幸せはある日突然、静かに歪み始める。 「蓮くん、久しぶり。また隣に座ってもいい?」 そう言って蓮に馴れ馴れしく近づいてきたのは、蓮の元カノ・佐々木麗奈。過去の思い出を武器にあざとく二人の間に割り込んでくる麗奈の登場に初めて激しい嫉妬と不安を覚える紬。しかし、さらに追い打ちをかけるように、紬のクラスに中学時代、紬を裏切り、深く傷つけた元カレの転校生・後藤太陽が来た。「紬、また俺のところに戻ってきてよ」『太陽』という明るい名前に隠された狂気。強引に距離を詰め、紬のトラウマを容赦なく刺激してくる太陽。本当なら、蓮を信頼して全てを打ち明けるべきなのに。だって蓮は、私を世界一愛してくれる人だから。なのに、太陽の脅しに怯え、蓮を巻き込みたくなく紬は誰にも言えない秘密を抱え込んでしまう。 一方の蓮は、紬が自分に隠し事をしていることに気づき、独占欲と焦燥感から次第に余裕をなくしていく。「俺じゃ頼りない?」その溺愛はどこか危うく、執着混じりの激しいものへと変わっていき──。 お互いを想うがゆえの嘘。歪み始める二人の距離。そこに麗奈の計算と太陽の冷徹な罠が絡み合い完璧だったはずの溺愛カップルの関係が、嘘と疑心暗鬼で少しずつ変わっていく。 愛を信じ切るのか。過去のトラウマに囚われるのか。それとも、すれ違ったまま終わりを迎えるのか──。甘すぎる恋人たちが迎えた、最大にして最悪の試練。四人の執着が交差するとき、完璧だった溺愛の形が、静かに形を変えていく。 彼女のことが好きすぎて狂ってしまう⁉【過保護な溺愛男子】 瀬名 蓮 Ren × 愛されている幸せに甘えていた【お姫様彼女】 橘 紬 Tsumugi × 過去を武器に割り込む蓮の元カノ【あざと系女子】 佐々木 麗奈 Reina × 笑顔で紬のトラウマを刺激する紬の元カレ【狂気系転校生】 後藤 太陽 Taiyo 彼氏の愛が深すぎる日、完璧だった溺愛が変わる! 紬の恋は幸せに溺れるために始まったはずだった。
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これは、診察だ。~子育て編~
紫陽花/著

総文字数/5,983

恋愛(キケン・ダーク・不良)11ページ

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【紫陽花の恋人たち 限定】 晴れて夫婦となり、 愛する夫・蓮と 穏やかで甘い新婚生活を 送っていた葵。 そんな二人のもとに、 待望の新しい命がやってきた! しかし、「エリート外科医」 としての顔を持つ蓮は、 父親になった途端に その「過保護すぎるドS溺愛モード」が全開に。 妊娠中から「お前の体調が最優先だ」 「余計な動くな」と過剰に心配し、 ついには無事に産まれた・凛に 対しても、将来の虫がつかないようにと 今から警戒心剥き出しの 「心配性なイクメンパパ」へと変貌を遂げる。 一方の葵は、初めての育児に奮闘しながらも、 相変わらず愛情深く自分を包み込んでくれる 蓮の姿に支えられ、母親として、 そして看護師としてもさらに大きく成長していく。 仕事に、育児に、そして夫婦のラブラブな時間に――。 ツンデレでドSなエリート医師パパと、 一生懸命で愛情いっぱいのママ、 そしてすくすく育つ可愛い娘の三人が織りなす、 笑いあり涙あり、胸キュン度MAXの ハートフルファミリーストーリーが開幕!
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これは、診察だ。~新婚編~
紫陽花/著

総文字数/6,320

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【紫陽花の恋人たち 限定】 晴れて夫婦となり、 蓮のマンションで新婚生活を スタートさせた葵。 しかし、超多忙なエリート 心臓血管外科医の夫・蓮と、 一人前の看護師として 夜勤や日勤をこなす 葵の生活は、すれ違いの連続!? 家事を完璧にこなしたい葵だが、 不器用さが爆発して毎日のようにドジを踏む。 一方の蓮は、クールを装いつつも、 家で待っていてくれる葵が 愛おしくてたまらない 「過保護な妻溺愛モード」全開。 職場では相変わらず「厳しい指導医と部下」、 家では「ツンデレ夫と愛され妻」 という絶妙なギャップの中、 小さなすれ違いやラブラブな ハプニングを乗り越えて、 本当の意味での「家族」になっていく――。 最高に甘くて幸せな、ふたりの新婚ライフ開幕!
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恋するつもりはなかった、僕らの夫婦物語。
紫陽花/著

総文字数/25,199

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「君を妻として迎えるが、愛するつもりはない。それだけは覚えておいてくれ」 大鷹グループの若き敏腕社長・大鷹春太は、 婚姻届を前に、冷徹な声でそう言い放った。 この結婚は、 落ち目の名家である九条家を 救うための完全な「政略結婚」。 春太にとって彼女は、ただの飾りの妻に過ぎないはずだった。 しかし、妻となった九条小春は、 春太が想像していた 「お高くとまったお嬢様」とは まるで違っていた。 彼女は贅沢に興味を示すどころか、 慣れないエプロン姿で「お仕事、お疲れ様です」と、 不器用ながらも温かい手料理を作って 春太の帰りを待っていたのだ。 春太は最初、 それらをすべて 「自分を繋ぎ止めるための計算」だと 冷ややかに捉えていた。 一線を引き、彼女を意識しないよう、 あえて冷たい態度を崩さない。 だが、小春の行動には下心が一切なかった。 ただ純粋に、夫となった春太を 支えたいという一心からの行動だった。 その無自覚な純粋さが、次第に春太の鉄壁の心を乱していく。 仕事で疲れ果てて帰宅した夜、 ソファでうたた寝をする小春の無防備な寝顔。 目が合った瞬間に、嬉しそうにパッと華やぐひまわりのような笑顔。 料理の味付けを「春太さんの好みに合わせたくて」 と少し照れくさそうに微笑む姿。 小春が何気なく繰り出す日常のすべてが、 春太の胸に強烈な一撃として突き刺さる。 「……いや、俺は彼女を好きになるつもりはない。これはただの同情だ」 心臓のバクバクを必死に抑え、 心の中でそう言い訳を繰り返す春太。 しかし、彼女が他の男と親しげに話しているのを目撃した瞬間、 胸を焦がすような激しい嫉妬が彼を襲う。 気がつけば春太は、小春の一挙一動に一喜一憂し、 彼女のことで頭がいっぱいになっていた。 完全に、無自覚な妻にハメ落とされていたのだ。 冷徹だったはずの旦那様が、 いつの間にか余裕をなくし、 妻の愛おしさに悶絶する。 これは、絶対に恋をしないと誓った男が、 不器用で愛らしい妻のペースに巻き込まれ、 自覚なき溺愛へと転がり落ちていく、 焦れったくて甘い「僕らの夫婦物語」。 【鉄壁の冷徹夫】 大鷹春太 × 【天然無自覚妻】 九条小春 本作は、私の「野いちご」 に投稿した40作目の物語です。
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高校に入学してすぐ、市乃瀬璃子は 同じクラスの春日井律に恋をした。 窓際の席で静かに本を読む 彼の横顔を見るだけで、璃子の胸は甘く疼いた。 しかし、彼女は極度の恥ずかしがり屋で、 律に話しかけるきっかけすら掴めずにいた。 そんなある日、璃子の親友である高梨詩織が、 律に一目惚れをしてしまう。 行動力のある詩織は、すぐに律の元へ駆け寄っていった。 「今日、春日井くんと喋れちゃった!」 毎日嬉しそうに報告してくる詩織の笑顔を見るたび、 璃子の心には黒い澱のような感情が積もっていく。 私はまだ、一度も彼と喋ったことすらないのに。 親友の恋を応援したい気持ちと、 自分の胸を切り裂くような嫉妬。 板挟みになった璃子は、 自分の想いに蓋をすることを決める。 詩織の恋路を邪魔したくない。 何より、遠くから見つめるだけの 自分が彼に選ばれるはずがないと、 諦めてしまったのだ。 それから、律への想いを 胸の奥に閉じ込めて三ヶ月が過ぎた。 季節は巡り、夏が近づく。 詩織と律の距離は縮まっているように見え、 璃子の心はすっかり冷えたブルーに染まっていた。 そんなある日の放課後、 クラスメイトの葉山夏美に呼び止められる。 夏美は律の幼馴染だった。 人気のない教室で、夏美は呆れたような、 でもどこか優しい微笑みを浮かべてこう言った。 「璃子ちゃんさ、律のこと諦めたつもり? あいつ、ずっと限界だよ」 夏美の口から語られたのは、 璃子の予想を遥かに超える衝撃の真実だった。 律がいつも窓の外を見つめていたのは、 その先に璃子がいたから。 詩織と話していたのは、 璃子の情報を少しでも知りたかったから。 律が最初からずっと好きだったのは、 詩織ではなく、他ならぬ璃子の方だったのだ。 「私、話したこともないのに……」 と呆然とする璃子に、 「話しかける勇気がなかったのは、あいつも同じ」 と夏美は背中を押す。 届かないと思っていた彼との距離。 見つめるだけだった片想い。 しかし、二人の距離は最初から、零センチメートルだったのだ。 三ヶ月遅れで届いた彼の本当の想いを知ったとき、 諦めたはずの璃子の恋心が、 再び鮮やかに動き出す――。 親友への遠慮とすれ違う視線。 遠回りの果てに紡がれる、 あまりにも不器用で、 愛おしい両片想いの青春ラブストーリー。 ※①は第1章、❶は1話を表してます。
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これは、診察だ。~18歳娘の婚約者騒動編~
紫陽花/著

総文字数/4,436

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【紫陽花の恋人たち 限定】 これは、診察だ。 第4作目!!
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紫陽花の憂鬱

総文字数/120,351

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誰かと付き合ってみても、わからないことがある。 好きという気持ちが、いつも私にはよく見えない。 どれだけ失敗しても、どうやったら「好き」でい続けられるのかがわからない。 それでも終わる時には、それなりに傷ついて、涙を流してしまうわけで。 それを今日は、見透かされてしまった。 「…俺の勘違いだったらごめん。なんか、目が腫れてるかなって。」 「…そうだよね。日向くんは逃がしてくれないよね、こういう時。」 「紫陽花の憂鬱」 梅原 紫月(うめはら しづき) 28歳 営業事務 仕事はできるが仕事以外のことは自信のない女子 日向 蓮(ひゅうが れん) 28歳 営業部 面倒見が良く話しやすい紫月の同期
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隣同士に住む、幼なじみの海野家と藤原家。 毎朝の通学から放課後の買い出しまで、 いつの時代も6人の生活圏はひとつだった。 長男・蒼は、しっかり者で周囲から厚い信頼を寄せられている。 しかし、幼なじみの長女・こはるの前になると、 どうにも素直になれない。 真っ直ぐで少し不器用な恋心を抱く蒼だが、 肝心のこはるは「頼りになる幼なじみ」としか思っておらず、 蒼の恋心には全く気づく気配がない。 次男・旭は、普段はクールで他人に塩対応。 だが、どこか抜けていてちょっとドジな次女・ちはるの前では、 なぜか表情が緩み、過保護なほど優しくなる。 そんな旭の密かな想いも、 ちはるの天然な鈍感さによって綺麗にスルーされ続けていた。 そんな恋模様を一番近くで、 しかしどちらにも肩入れせず冷ややかに、 かつ温かく見守っているのが末っ子コンビの歩とみはるだ。 藤原家の末っ子・みはるは、整った容姿でみんなのアイドル的存在。 しかし、実は無口で誰とも喋らず、口を開けば容赦ない暴言を吐く。 そんな彼女がなぜか心を許し、 普通に会話をするのが海野家の末っ子・歩だった。 二人は共に恋愛には一切興味がない。 その代わり、兄姉たちが繰り広げる じれったい恋の攻防を特等席で観戦し、 「今日もまた進展なし」「鈍感すぎるだろ」と 冷めたツッコミを入れるのが日課だった。 信頼されるがゆえに踏み込みきれない蒼と、 頼れるお姉ちゃんだが恋には無自覚なこはる。 ちはるのドジをフォローしながらも本心を隠す旭と、 愛されながらも天然を発揮するちはる。 そして、そんな4人の不器用なすれ違いを、 毒舌を交えながら冷静に観察するみはる歩の末っ子コンビ。 決して実らない(ように見える)片想いと、 変わらない毎日の温度感が心地いい。 恋に奥手な幼なじみたちの 甘酸っぱくて少しシュールな日常が今日も始まる。
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両思いだけど、片想い?
紫陽花/著

総文字数/19,698

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高校2年生のるるには、奇跡が起きた。 俊太に告白され、晴れて「付き合う」ことになったのだ。 念願の恋人同士。るるの毎日はピンク色に染まる……はずだった。 付き合い始めて、3年。 るるの心は、期待とは裏腹に五月雨のような不安で満たされていた。 なぜなら、俊太が一向に何もしてこないからだ。 学校の帰り道、すぐ隣を歩いているのに手すら繋ごうとしない。 少女漫画で見るような、甘いキスなんて夢のまた夢。 「付き合えたのは幻だったのかな。俊太は本当は、私のこと好きじゃないのかも……」 贅沢な悩みだと自嘲しながらも、 るるは「両思いなのに、まるで自分だけが片想いしているような」寂しさを募らせていく。 そんなるるの元気のない姿に気づいたのが、幼馴染の航平だった。 航平は俊太の親友でもある。 ポテトをつまみながら「あいつと上手くいってないの?」と尋ねる航平に、 るるはついに堪えきれず「手も繋いでくれないし、嫌われてるのかも」と本音をこぼす。 すると航平は、信じられないものを見るような目で絶句した。 そして爆笑しながらこう言ったのだ。 「は?あいつが手を出さない? おかしいだろ。あいつ、お前のことめっちゃ好きなのに」 航平が語る俊太の裏の顔は、るるの想像を絶するものだった。 実は、俊太が何もしてこない理由――それは、必死すぎる理性との戦いだった。 俊太はるるのことが好きすぎて、脳内では毎日が大爆発を起こしていたのだ。 航平の前では「るるが可愛すぎて直視できない」 「もし触れたら、理性がぶっ飛んで嫌われるかもしれない」 「手を繋ぐだけで心臓が止まりそう」と、頭を抱えて悶絶していたらしい。 余所余所しかったのは、高鳴る鼓動を必死に隠し、 触れたい衝動を限界まで抑え込んでいた結果の「お利口さんの仮面」だったのだ。 航平からその事実を告げられたるるは、 驚きと恥ずかしさでパニックになる。 「嫌われてるんじゃなくて、好きすぎたの……!?」 真実を知ったるるは、次のデートで少しだけ勇気を出すことにする。 今日も直立不動で歩く俊太の袖口をるるはそっと引っ張った。 「俊太……あのね、私、片想いじゃなくて、ちゃんと両思いになりたいな」 その瞬間、俊太の顔が耳まで真っ赤に染まる。 限界を迎えた彼の理性がついに崩壊する――!? 恋人なのにピュアすぎるじれったさ120%の悶絶ラブコメディ!
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誰もが振り返る端正な容姿と、気さくで完璧な振る舞い。 誰もが彼に恋をする、文句なしの学校のアイドル――それが西園寺遥だった。 しかし当の本人は、これまで一度も「恋」という感情を抱いたことがない。 向けられる好意を器用に受け流すだけの日々に、遥は退屈さすら感じていた。 そんなある日、遥のクラスに一人の転校生がやってくる。 名前は影山海月(みつき)。 分厚い眼鏡に、お辞儀をするたび顔を隠す長い前髪。 地味で目立たない、どこにでもいる「地味子」だった。 周囲の女子たちがいつも通り遥に群がる中、海月だけは違った。 彼女は遥に怯えるでもなく、憧れるでもなく、 ただの「背景」かのように全く興味を示さない。 挨拶を交わしても、目が合っても、彼女の瞳に映る遥はただのクラスメイト。 初めて味わう「無視される」という感覚に、遥のプライドは激しく揺さぶられる。 「俺のこと、視界に入ってない……?」 ここから、遥の奇妙な奮闘が始まる。 海月に自分を意識させたい、驚かせたい、そして――好きになってもらいたい。 遥はあの手この手で海月に近づき、柄にもなくアプローチを試みる。 しかし、肝心の海月はどこ吹く風。 天然なのか計算なのか、遥の完璧なアピールはことごとく空振りに終わるのだった。 なぜ自分はこんなにも彼女に執着するのか? その理由が「恋」であることに、天才アイドル・遥はまったく気づいていない。 そんな焦れったい二人の関係が、ある日突然、大きく動き出す。 放課後、クラスの悪ノリした男子生徒が、 からかい半分で海月の分厚い眼鏡を奪い取ってしまったのだ。 「あ、返して……」 困惑して顔を上げた海月の素顔。 長い前髪の隙間から覗いたのは、 宝石のように澄んだ瞳と、誰もが見惚れるほどの圧倒的な「美少女」の姿だった――。 どよめく教室の中で、遥の心臓はこれまでにない激しさで鐘を鳴らす。 隠された彼女の秘密を知ってしまった瞬間、遥の「興味」は、もう引き返せないほどの独占欲へと変わっていく。 地味子の仮面を剥ぎ取られた美少女・海月 × 彼女の特別になりたくて必死な無自覚アイドル・遥 凸凹な二人が織りなす、すれ違いだらけの青春“じれキュン”ラブコメディ!
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略して【氷の初恋】って呼んでね! 「お前のような嫌われ者が、我が家の役に立つ時が来た」 なんでもできる完璧な姉・深雪(みゆき)の影に隠れ、実の家族から虐げられて育った15歳・千歳小雪(ちとせこゆき)。 実の家族から冷たくされ、居場所のなかった小雪。 彼女に命じられたのは、街でいちばん恐ろしいと噂される「氷の旦那さま」こと、皇清正(すめらぎ きよまさ)との結婚だった。 「私の家では、怯えなくていい」 怯えながら嫁いだ小雪を待っていたのは、噂とは正反対の、あたたかくて優しい旦那さまの包容力。 美味しいごはん、温かいベッド、そして初めて誰かに必要とされる喜び。 冷たい氷のような彼の心が、小雪の健気な笑顔によってゆっくりと溶けていく。 しかし、そんな二人の幸せが気に入らないのが姉の深雪。 妹が結婚相手に愛されていることを知った深雪は、激しい嫉妬にかられ、「皇の妻にふさわしいのは私よ!」と、清正を奪うために動き出す――! 家族にも嫌われ、15歳にして結婚に出された娘。「私のような嫌われ者でも、ここで息をしていて、いいのでしょうか……?」 千歳 小雪  × すごく怖が、いつしか彼女に惹かれて⁉「お前をいじめる奴は、俺が絶対に許さない。……だから、俺の前では笑ってくれ」 皇 清正 × なんでもできる完璧な小雪の姉が、清正を一目見て好きになってしまう⁉「どうしてあんな役立たずの小雪に、あんなに素敵なお方が……? 皇家の妻にふさわしいのは、この私よ!」 千歳 深雪 孤独だった15歳の少女が、本当の愛に包まれて「はじめての恋」を知る、心温まるシンデレラストーリー。
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総資産数兆円を誇る名門・九龍家のひとり娘である高2の愛李栖には、誰にも言えない『午前0時の秘密』がある。 昼間の彼は、誰もが恐れるほど冷徹で完璧な執事・瀬名 律。大勢の人の前では「かしこまりました、愛李栖お嬢様」と恭しく一礼し、指一本触れてこない。 しかし、夜になり、愛李栖の寝室の鍵がカチャリと閉まった瞬間――彼の仮面は剥がれ落ちる。 「……やっと2人きりになれましたね、愛李栖」昼間の冷たい瞳はどこへやら、少し潤んだ甘えた目線で愛李栖に擦り寄り、大きな体で抱きしめてくる律。「夜だけは、俺のわがまま、聞いてくれますよね?」耳元で囁かれる低い声と、昼間とのあまりのギャップに、愛李栖の心臓はハチ切れそうになる。これは契約?それとも……。お互いに「これは恋じゃない」と言い聞かせながらも、2人だけの秘密のいちゃいちゃは、日に日に甘さを増していく。 そんなある日、2人の関係を揺るがす最大の危機が訪れる。愛李栖の前に、圧倒的カリスマを持つ幼馴染の婚約者、鳳 司(18)が現れたのだ。司は愛李栖を自分のものにするため、強引に距離を詰めてくる。「アリス、あんな執事じゃなくて俺を見ろよ」学校でも家でも、司に迫られる愛李栖。それを一歩引いた場所から、殺気すら感じる冷たい目で見つめる律。嫉妬に狂った律の「夜のわがまま」は、さらに過激で、独占欲を剥き出しにしたものになっていき――⁉完璧な執事の、剥き出しの独占欲。俺様婚約者の、強引なアプローチ。2人のハイスペック男子に迫られ、愛李栖の日常は狂い始める!「お嬢様、俺以外の男の匂いをさせて帰ってこないでください。……お仕置き、必要ですか?」 昼は冷徹、夜は甘えた目線で独占欲を剥き出しにする⁉【二面性執事(21)】 瀬名 律(せな りつ) × 世間知らずで強がりだけど、夜の彼には逆らえない⁉【キラキラお嬢様(17)】 九龍 愛李栖(くりゅう ありす) × 愛李栖を強引に奪おうとする、絶対的王者の幼馴染⁉【俺様婚約者(18)】 鳳 司(おおとり つかさ) 昼と夜のギャップに溺れる、秘密の主従ラブバトルが今、幕を開ける! ――これって本当に、ただの主従関係……⁉
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高校の図書委員長を務める月城結弦には、 胸に秘めた切ない記憶がある。 それは中学時代、激しく恋焦がれながらも、 卒業と共に離ればなれになってしまった 憧れの先輩・川北翠の存在だ。 翠の冷ややかな美しさと気まぐれな優しさが、 今でも結弦の心を縛り続けていた。 「もう、誰もあんな風に好きになれない」 ――そう心を閉ざし、周囲から『 クールな先輩』と呼ばれていた結弦の前に、 とんでもない新入客が現れる。 春、高1として入学してきた千歳武琉。 背が高く人懐っこい、まるで「大型犬」のような後輩だ。 なぜか結弦に猛烈になつき、毎日 「結弦先輩!」「今日も一緒に図書室の番しましょう!」 と全力の笑顔で懐に飛び込んでくる。 最初は「うっとうしい」と冷たくあしらっていた結弦だったが、 武琉の真っ直ぐな好意に、 頑なだった心が少しずつ解かされていくのを感じていた。 しかし、武琉はただの可愛いワンコではなかった。 ある日の放課後、誰もいない図書室の片隅で、 翠から貰った古い栞を見つめて寂しげな顔をしていた結弦。 それに気づいた武琉は、いつもと違う、 低く強引な声で結弦を本棚の間に追い詰める。 結弦の逃げ道を塞ぐように両手を壁につき、 じっと見つめてきた武琉の瞳は、完全に『男』のそれだった。 「……先輩、まだその人のこと考えてるんですか? 俺じゃ、不満ですか」 耳元で囁かれる熱い吐息と、自分より少し大きな身体。 「俺、こんなことするのお前だけだから。……だから、ちゃんと俺を見て」 いつもと違う生意気で雄な後輩の姿に、 結弦の心臓はうるさいほどに跳ね上がってしまう。 忘れられない過去の憧れ・翠と、 圧倒的な熱量で境界線を越えてくる高1の年下ワンコ・武琉。 大人のフリをしていた結弦の余裕が粉々に砕かれる、 甘酸っぱくてじれったい青春BLラブコメ、開幕! ★登場人物紹介★ 千歳 武琉/高1・攻め 結弦のことが大好きで全力で懐くが、 ただの可愛い後輩では終わらない。 時折、独占欲の強い男の顔を見せる。 月城 結弦/高3・受け 綺麗で物静かなクールな先輩。 過去の恋を引きずっていたが、 武琉にペースを乱されまくる。 生意気な年下に迫られ、 大人の余裕を崩されてドギマギしてしまう。
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紫陽花なアイツ
鯵哉/著

総文字数/41,418

恋愛(その他)175ページ

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幼馴染みのアイツ 無愛想なアイツ <紫陽花>と呼ばれる アイツ 本当は優しいアイツ 紫 陽 花 な ア イ ツ 紫陽花の花言葉: 浮気、移り気。
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各駅停車のラブソング~只今絶賛、片思い中。~
紫陽花/著

総文字数/10,246

恋愛(ラブコメ)14ページ

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特急みたいに早くは進めない。 でも、一歩ずつ、君へと近づいていく――。 各駅ごとに主人公が入れ替わる、十人十色の片思い。 もどかしくて、じれったくて、愛おしい、胸キュン必至のラブソング集。 ★第1駅:地味子の奈々は超人気インフルエンサーで、蓮は熱狂的なフォロワーだった⁉  「秘密の共有」から始まる、格差違いの放課後ラブ ★第2駅:彼氏・幹太がいる陸都の幼馴染・麗奈。「陸都も好き」と泣き出す彼女にずっと隠してきた片思いが揺れ動く ★第3駅:好きな人の視線の先には、私の大好きな親友がいる。行き先のない切ない想いを乗せた、一番近い片道切符 ★第4駅:好きでもない男の妻になる彼女と、大好きな人の夫になる秘密の片思い ★第5駅:親友の大和に恋する航。「親友」の席を守るため想いを隠す彼に大和が「秘密の片思い」を打ち明ける ★第6駅:数学の藤堂先生に恋する高校生の私。「子供」扱いする先生と届きそうで届かない切ない年の差片思い ★第7駅:担任の五島先生と母のキスを目撃した私。背徳の秘密と五島先生への歪んだ嫉妬に苦しむ最悪の片思い ★第8駅:自殺志願の僕が出会った余命3日の少女・ひかり。限られた時間の中で命の輝きを知る、儚くも美しい片思い ★第9駅:眠ると記憶を失う栞のため「偽りの恋人」として毎日違う思い出を贈る拓海。切なくも温かい一日の片思い ★第10駅:100年後の未来から来た少年・ルイに恋した私。時空の壁に阻まれた、切なくも壮大な時を超える片思い ★第11駅:「余命半年」を宣告された二人の恋。同じ終着駅へ向かって命を燃やす切なくも美しい並走の片思い ★第12駅:婚約者・ハルから向けられる甘く強引な独占欲。私の日常を甘い熱で満たしていく極上のマリッジ・ラブ ★最終駅:茜色の車内。それぞれの片思いを抱えた主人公たちが乗り合わせる、奇跡の一瞬を描いた愛おしい最終駅! ★特別最終駅:王道から禁断、SFまで暴走した全12話を振り返る。作者の癖と愛をぶちまけた、奇跡の裏側アナウンス!
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幼馴染に彼女ができたとき、私は貴方が好きだと気づいた。
紫陽花/著

総文字数/38,383

恋愛(ラブコメ)35ページ

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誰よりも近くにいたはずなのに、その気持ちに気づいたのはもう遅かった。高校二年生の朝倉陽菜は幼い頃からずっと一緒だった幼馴染・神谷湊と過ごす毎日を当たり前だと思っていた。恋なんて知らないまま「ずっとこのまま」が続くと信じていた。─けれど、その当たり前はある日突然終わる。「俺、彼女できたんだ」そう言って照れくさそうに笑った湊の隣にいたのは、同じクラスの白石美羽。明るくて優しい、美羽はなぜか陽菜のことを特別に慕っていた。「陽菜ちゃん大好き!」と無邪気に抱きついてきては、一緒に帰ろうと誘ってくれる。恋愛相談も、嬉しそうなのろけ話も、真っ先に聞かせてくれる。本当なら祝福しなければいけない。だって美羽は大切な友達だから。だって湊はただの幼馴染だから。なのに二人が並んで歩く姿を見るたびに胸が苦しくなる。美羽から送られてくる幸せそうなメッセージを見るたびに心が痛くなる。そして陽菜は気づいてしまう。湊のことを自分は誰よりも好きだったのだと。だけど、気づくのが遅すぎた。湊には彼女がいる。しかも、美羽は自分を心から慕ってくれる大好きな友達。「応援したい」と「諦められない」が何度もぶつかり合う中、陽菜は誰にも言えない恋心を抱え続ける。 そんなある日、美羽が不安そうに呟く。「ねえ陽菜ちゃん。もし好きな人に、もっと好きな人がいたらどうする?」その言葉に陽菜の止まっていた恋が少しずつ動き始める。大切な二人を失いたくなくて、陽菜は今日も笑顔を作ると決めたはずなのに、幼馴染とその彼女。大好きな二人に挟まれながら、陽菜の初恋は少しずつ行き場をなくしていく。 そして湊の元カノ・一ノ瀬葵が現れて、陽菜の恋はさらに加速⁉ 友情を守るのか。恋を選ぶのか。それとも、誰にも想いを告げないまま終わらせるのか──。優しくて不器用な少女が抱えた遅すぎる初恋。三人の想いが交差するとき止まっていた関係(じかん)が静かに動き出す。 幼馴染への恋心に気づくのが遅すぎた【片想い女子】 朝倉陽菜 Hina × 彼女ができても陽菜を特別視してしまう【無自覚男子】 神谷湊 Minato × 湊の彼女で陽菜がすごく大好き【一途女子】 白石美羽 Miu × 湊の元カノでマウントを取る【マウンティング女子】 一ノ瀬 Aoi 幼馴染に彼女ができた日、止まっていた初恋が動き出す! 陽菜の恋は諦めるために始まったはずだった。
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