恋愛(ピュア)
完
柴田はつみ/著

- 作品番号
- 1774469
- 最終更新
- 2026/02/06
- 総文字数
- 45,007
- ページ数
- 12ページ
- ステータス
- 完結
- PV数
- 14,966
- いいね数
- 33
社交界は優しい笑顔で、残酷な物語を作る。
“初恋を奪った女”と呼ばれる妻は、泣けないまま微笑み続けた。
けれど、回廊で見たその背中が――私の最後の一線を越えさせる
“初恋を奪った女”と呼ばれる妻は、泣けないまま微笑み続けた。
けれど、回廊で見たその背中が――私の最後の一線を越えさせる
- あらすじ
- 最近、恒一の帰宅は目に見えて遅い。理由を問えば「仕事だ」と短く返るだけ。
説明のない沈黙、増えていく目撃談、花の香りみたいにまとわりつく噂――叶乃は妻として微笑み続ける。泣けば“被害者ぶり”と笑われることを知っているからだ。
けれどある夜、ホテルの回廊で叶乃は見てしまう。
恒一が絵里紗の肩に外套を掛ける姿を。
その手つきはあまりにも優しく、まるで初恋が戻ったみたいで――叶乃の胸は静かに折れた
この作品の感想ノート
叶乃は悪役になりたくないのか?
悪役でいたいのか?
ずっと疑問に思いながら読み進みました。
いくつかの事実と溢れんばかりの好奇心とで心無い噂の渦中にいる叶乃の息苦しさ(生き苦しさ)がこちらにも伝染・・・ 嗚呼、苦しい・・・
叶乃は誰と闘わなければいけないんでしょう?
何を守らないといけないんでしょう?
恒一は沈黙でほんとに守れると思ったの?
何を守るというの?
この後、"全部話す"ことで守れるのかどうなのか・・・
ラストになって深く呼吸ができた叶乃に、ちょっとだけ救われた気持ちになれました。
しいなけいさん
2026/06/21 22:07
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