ひとつ、ふたつ、ひみつ。

恋愛(ラブコメ)

ひとつ、ふたつ、ひみつ。
作品番号
1749923
最終更新
2025/11/24
総文字数
100,722
ページ数
256ページ
ステータス
未完結
PV数
58,633
いいね数
39
霞(かすみ)こまり、16歳。

“いつも困った、こまりちゃん。”

昔から名前をからかわれる時は、いつもこのワンパターンなフレーズ。

いい加減にしてよ、って、何度も思っていたけど。

いつも困ったこまりちゃん、今日ばかりは本当に困っています。

「あ、あなた、誰? どこから入ったの?」

親の海外赴任で、ひとり暮らしをはじめたわたしの部屋のベランダに、イケメンが降ってきました。

「ここは? 俺が知ってる日本じゃない」

彼・仁村真尋(にむらまひろ)の正体は、……パラレルワールドの住人?

「元の世界に戻れるまで、俺をここに置いてほしい」

突然はじまった、強制ふたり暮らし。

……だけど。

「真尋くん、復唱。“こまりのベッドに、勝手に入りません”。はい」

「こまりのベッドには、バレないように入ります」

「こらぁ!」

あいさつはキスで、愛情表現はすぐにハグ。

空を飛べるし、ワープも出来て、常識がズレているこの異世界人に、心はどんどん乱されていく。

「今すぐ俺から離れないと、抱きしめるよ」

いつかいなくなるんだから、好きになっちゃだめなのに。

☆。.:*・゜

ベッドはひとつ、歯ブラシふたつ。
君のことは全部、ひみつ。

ドアを閉めて、鍵をかけたらそこは。
ふたりきりの世界、503号室。

☆。.:*・゜

「こまりの困ってる顔、俺、大好き」

君は時々、その甘い笑顔でひどく優しいふりをする。


☆。.:*・゜

2025/04/23~
あらすじ
霞(かすみ)こまりは、親の海外赴任でひとり暮らしを始めたばかりの16歳。

マンションの隣に住んでいる、幼なじみの長岡篤史(ながおかあつし)は、よくこまりの世話を焼いてくれる。

ひとり暮らし二日目、学校から帰ると、ベランダにイケメンが降ってきた。

パラレルワールドの日本から来たという、仁村真尋(にむらまひろ)は、元の世界に帰るまでの間、自分をかくまって欲しいとこまりにお願いするけど……。

この作品の感想ノート

この作品には、まだ投稿されていません。

この作品のひとこと感想

すべての感想数:17

書籍情報

作家の書籍化作品

この作品をシェア

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

pagetop