ひとつ、ふたつ、ひみつ。

恋愛(ラブコメ)

ひとつ、ふたつ、ひみつ。
作品番号
1749923
最終更新
2025/05/20
総文字数
48,574
ページ数
120ページ
ステータス
未完結
PV数
1,799
いいね数
4
霞(かすみ)こまり、16歳。

“いつも困った、こまりちゃん。”

昔から名前をからかわれる時は、いつもこのワンパターンなフレーズ。

いい加減にしてよ、って、何度も思っていたけど。

いつも困ったこまりちゃん、今日ばかりは本当に困っています。

「あ、あなた、誰? どこから入ったの?」

親の海外赴任で、ひとり暮らしをはじめたわたしの部屋のベランダに、イケメンが降ってきました。

「ここは? 俺が知ってる日本じゃない」

彼・仁村真尋(にむらまひろ)の正体は、……パラレルワールドの住人?

「元の世界に戻れるまで、俺をここに置いてほしい」

突然はじまった、強制ふたり暮らし。

……だけど。

「真尋くん、復唱。“こまりのベッドに、勝手に入りません”。はい」

「こまりのベッドには、バレないように入ります」

「こらぁ!」

あいさつはキスで、愛情表現はすぐにハグ。

空を飛べるし、ワープも出来て、常識がズレているこの異世界人に、心はどんどん乱されていく。

「今すぐ俺から離れないと、抱きしめるよ」

いつかいなくなるんだから、好きになっちゃだめなのに。

☆。.:*・゜

ベッドはひとつ、歯ブラシふたつ。
君のことは全部、ひみつ。

ふたりきりの世界、503号室。

☆。.:*・゜

「こまりの困ってる顔、俺、大好き」

君は時々、その甘い笑顔でひどく優しいふりをする。


☆。.:*・゜

2025/04/23~
あらすじ
霞(かすみ)こまりは、親の海外赴任でひとり暮らしを始めたばかりの16歳。

マンションの隣に住んでいる、幼なじみの長岡篤史(ながおかあつし)は、よくこまりの世話を焼いてくれる。

ひとり暮らし二日目、学校から帰ると、ベランダにイケメンが降ってきた。

パラレルワールドの日本から来たという、仁村真尋(にむらまひろ)は、元の世界に帰るまでの間、自分をかくまって欲しいとこまりにお願いするけど……。

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