「なにやってんだ? 鍵でも失くしたか?」
私に話しかけながらこちらに向かってくるあっくんが、ぴたりと止まる。
その目線は、私の顔よりも高い位置にあって。
「……こまり、誰だ?」
真尋くんが、見つかってしまった……。
あっくんの顔が怖すぎる。
うちのママに、保護者代わりをお願いされているだけあって、知らない同世代男子を家に連れ込もうとしているように見えなくもない光景に、激おこである。
見えなくもないっていうか、実際その通りなんだけど。
ふたりで、部屋に入る直前だったんですけど。
私に話しかけながらこちらに向かってくるあっくんが、ぴたりと止まる。
その目線は、私の顔よりも高い位置にあって。
「……こまり、誰だ?」
真尋くんが、見つかってしまった……。
あっくんの顔が怖すぎる。
うちのママに、保護者代わりをお願いされているだけあって、知らない同世代男子を家に連れ込もうとしているように見えなくもない光景に、激おこである。
見えなくもないっていうか、実際その通りなんだけど。
ふたりで、部屋に入る直前だったんですけど。



