メカニカルな彼らに囲まれています

恋愛(逆ハー)

メカニカルな彼らに囲まれています
作品番号
1742937
最終更新
2025/03/17
総文字数
58,911
ページ数
134ページ
ステータス
完結
PV数
501
いいね数
1
大掃除を怠ったまま迎えた新年。
初日の出を拝もうと朝イチで起きたら……。



「アハッピーニューイヤー。
アンドグッドモーニング」

「よく眠れた? ここちゃん」



金髪の美少年が私の隣で微笑んでいました。





タイパ&効率重視のイマドキ女子
新井 心
あらい こころ

×

イタズラ好きなハイスペスマホ
ケイ

×

クールなお下がりエアコン
フウリ

×

甘えん坊な小型テレビ
ショウ






新年早々始まった、
美形機械くんたちとの共同生活。

当然見た目も違えば、個性もバラバラ。



「“今日も1日お疲れ様。こっちにおいで”」


甘々スマイルで悩殺セリフを囁いてくれたり、


「あまり無茶するな」


甲斐甲斐しく看病してくれたり、


「もっと俺を見て」


時にストレートに想いをぶつけてきたりと、
全員私にベタ惚れ状態。

きらびやかな彼らとの生活に
毎日心を躍らせていた。


けれど──。



「まだ若いからって余裕ぶっこいてたけど……
案外もろいんだな」








「──おはよう、ここちゃん」



たとえ電化製品だとしても、
この出会いは大切にしたい。



第9回野いちご大賞応募作品


執筆期間 2025/01/17〜2025/03/13
更新開始 2025/02/14
完結 2025/03/14

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