社交界の毒婦とよばれる私~素敵な辺境伯令息に腕を折られたので、責任とってもらいます~
ファンタジー
完
242
来須みかん/著
- 作品番号
- 1712225
- 最終更新
- 2024/01/11
- 総文字数
- 98,577
- ページ数
- 28ページ
- ステータス
- 完結
- PV数
- 123,848
- いいね数
- 242
- ランクイン履歴
-
ファンタジー7位(2024/01/05)
- ランクイン履歴
-
ファンタジー7位(2024/01/05)
私は昔から空気を読むのがうまかった。だから、悲劇のヒロインになりたい異母妹マリンの望み通り、悪役を演じている。そうしないと、マリンを溺愛している父に食事を抜かれてしまうから。
今日のマリンのお目当ては、バルゴア辺境伯の令息リオだ。
はいはい、私が頭からワインをぶっかけてあげるから、あなたたちはさっさとくっついてイチャイチャしなさいよ……と思っていたら、バルゴア令息に捕まれた私の手首がゴギッと鈍い音を出す。
悲鳴をあげるバルゴア令息。
「叔父さん、叔母さん! や、やばい!」
「えっ何やらかしたのよ、リオ!?」
そんな会話を聞いたのを最後に、あまりの痛みに私は気を失ってしまった。
今日のマリンのお目当ては、バルゴア辺境伯の令息リオだ。
はいはい、私が頭からワインをぶっかけてあげるから、あなたたちはさっさとくっついてイチャイチャしなさいよ……と思っていたら、バルゴア令息に捕まれた私の手首がゴギッと鈍い音を出す。
悲鳴をあげるバルゴア令息。
「叔父さん、叔母さん! や、やばい!」
「えっ何やらかしたのよ、リオ!?」
そんな会話を聞いたのを最後に、あまりの痛みに私は気を失ってしまった。
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目次
-
- 01 はいはい、頭からワインをぶっかけてあげますね
- 02 それは、突然の出来事でした
- 03 すみません、匂いをかいでました【リオ視点】
- 04 家が変われば世界が変わるってこと?
- 05 それは私がずっとほしかった言葉
- 06 全部あの女が悪いの【異母妹マリン視点】
- 07 この人は、信頼していい人
- 08 山猫に懐かれるとこんな気持ちになる【リオ視点】
- 09 どうして、そこにいるのが私じゃないの?【マリン視点】
- 10 ガラスの小瓶①
- 11 ガラスの小瓶②
- 12 ガラスの小瓶③【ファルトン伯爵(セレナの父)視点】
- 13 用がないと会えない人【リオ視点】
- 14 私が思う最悪の事態
- 15 バルゴアであるということ
- 16 コニーと私の未来
- 17 ようやく気がつけた【リオ視点】
- 18 準備は完璧
- 19 だから、どうしてお姉さまなのよ!?【マリン視点】
- 20 もう怖くない
- 21 リオ様は演技ができない、けどすごい
- 22 ファルトン伯爵の罪【セレナの父視点】
- 23 マリンの罪
- 24 共に歩む人【リオ視点】
- 25 ようやく気がつけたのに
- 26 頼もしい味方
- 27 必死に愛を伝えて泣いてすがって頼み込んだ結果
- 28 これからずっとつづく幸せ
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