透明を編む 【完結】

恋愛(ピュア)

結城 三葉/著
透明を編む 【完結】
作品番号
1683797
最終更新
2023/04/01
総文字数
80,893
ページ数
99ページ
ステータス
完結
PV数
42,819
いいね数
115


三年前、わたしの世界から音が消えた。




「六花のことを見る度、苦しくてどうにかなりそうになる」

「俺の知らないところで幸せになってくれたら良かったのに」



大好きな幼なじみの男の子は、ある日突然わたしを避ける様になった。


そこにある過去と後悔。


冷たい態度で拒絶する彼に、わたしは何が出来るだろう?

こんなわたしを受け入れて欲しいと願うのは我儘ですか?




最後に耳に届いたあの叫び声を、わたしはずっと忘れられないでいる。


-事故で聴力を失った少女-

石川 六花

×


泣きながら零した言葉を、俺は永遠に背負っていかなければならない。


-ある事が理由で心を閉ざした少年-

有馬 千冬



すれ違うわたし達がそれぞれに抱える想いが交わる日はいつか来るんだろうか──────。



「(六花、俺─────、)」





※聴覚障害を扱っている作品です。
聴覚障害についての記述等は作者が独自に調べた事を元に創作で執筆しています。あくまで全ての事が事実という訳ではありません。
この物語はフィクションです。

※「君ありて幸福」の雪乃と千鶴の息子が作中に出てきます。
先に君ありて幸福を読んで頂いた方がより楽しめるかと思いますが、未読でも内容に支障はありません。独立した作品になっているので二つの作品が直接繋がっているわけではありません。



2022.11.23~2023.04.01



あらすじ
中学三年の冬、ある事故をきっかけに聴力を失ってしまった六花は、幼なじみである千冬に小さな頃から恋をしていた。しかし事故後、突然千冬に避けられる様になってしまう────。
六花と千冬がそれぞれが抱える想いと後悔。高校二年生になり同じクラスになったことで二人の物語が動き始めて─────。

この作品のレビュー

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この作品の感想ノート

結城 三葉先生!
先日は小説の書き方のアドバイスありがとうございました!
先生のアドバイスのお陰で無事に書き上げて、完結させることが出来ました!
自分で執筆してみて先生がいかに凄いかが分かりました!
アドバイス本当に本当にありがとうございました!

2023/07/09 21:13

この作品のひとこと感想

すべての感想数:24

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