透明を編む を最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

作者の結城 三葉です。

まず、このお話はずっと書きたいと思っていた聴覚障害を持つ主人公のお話でした。書きたいと思いつつ思い題材を扱っている為になかなか勇気が出ない中で、それでもやはり一度は書いてみたいと思い、書き始めたこのお話。

書き始めてからも、なかなかうまく表現出来なかったり展開出来なかったりととても苦戦しました。

途中で何度も非公開にしてしまおうか⋯とも考え、だけど絶対に途中で執筆をやめるのはダメだ!となんとかここまで書き終える事が出来ました。

自分の表現力、語彙力に愕然とし、色々と絶望した作品ではありますが、今は完結させた自分を褒めてあげたいです。笑

章タイトルも色々な言葉を調べたり、章の内容に合う言葉を選んだりと結構こだわったのでぜひ注目していただけたら嬉しいなと思います。


君ありて幸福 という別作品の主人公たちである雪乃と千鶴の息子の千冬。誰かの子ども達世代を書いてみたいともずっと思っていたので今回書く事が出来て満足です。

内容に関してあまりあとがきで書くのはやめておこうと思います。欲を言ってしまいますが読者の方が各々何かを受け取ってもらえたら幸いです。


またいつか、六花と千冬を書く事があるかもしれませんが、とりあえずは一旦完結とし、この先の二人が時にすれ違いながらも美しく澄んだ世界で幸せに暮らしてくれる事を願っています。


それでは最後まで読んでいただき本当にありがとうございました!
感想などいただけるととても嬉しいのでもしよろしければお願いします!

あとがきまで目を通してくださった事に感謝します。またどこかでお会い出来る事を願っています。それでは。



2023.04.01

結城 三葉