猫 の 帰 る 城
恋愛(その他)
完
0
- 作品番号
- 874663
- 最終更新
- 2015/07/06
- 総文字数
- 82,284
- ページ数
- 119ページ
- ステータス
- 完結
- PV数
- 34,521
- いいね数
- 0
君は
気まぐれに笑って
気まぐれに鳴いて
気まぐれに泣く
*
“ 毎日のように会い
キスをしてセックスをするよりも
ブランクがあるからこそ新鮮なのだ
だらだらとした惰性の関係ではなく
たまに訪れる一瞬の楽しみ、
そう考えていたのだ ”
*
“ その夜、何千人、何万人にひとりの
彼女を見つけたのだという、
理屈じゃない、感覚の確信を得た ”
*
“ 誰かを排除することで初めて
その愛を深めることができたのだ
自分に本当に必要なものは、
誰かを傷つけて初めて知ることができて
それによって存在価値を得る ”
*
「今度はわたしがしてあげる」
君は自由で、美しく、大胆で、
いやらしくて、切なくて、ずるい
猫のように気まぐれに
「ヒロトはずっと傍にいてくれる?」
君の帰るこの城で
僕は今日も生きている
*
Special Thanks
魅洛 さま
かな さま
素敵なレビューありがとうございます
この作品のレビュー
大学生。濃密な夏。肌を重ねることから始まった、どこか歪な二人の関係。季節が移り変わり、二人が本物になるまで。 この方のお話は、痺れます。読んでいて脳みそが痺れる感じなんて、なかなか味わえるものじゃない。愛の描き方、切り取り方。凄いなぁ。水を含まない絵の具を、何度も塗り重ねたみたいだなぁ。 身体が求めること。心が求めること。それは必ずしもセットではなく、同時にやって来るものでもない。だから、二つの「欲しい」が重なって、さらには自分と相手と、二人分の気持ちが合わさるって奇跡なんだなぁ、と思う。 これは、本物の愛を描いた、奇跡のお話なんだと思います。本物の愛って、汚れていて、でもめちゃくちゃ綺麗だ。
この作品の感想ノート
☆魅洛さん^^
わ~!!おひさしぶりです\(^o^)/
わたしこそなかかなか遊びにいけなくてごめんなさい!
ずっといきたかったんですけど
完結するまではって我慢しておりましたTT
ようやく!!読書活動に専念できるので
また近々遊びに行かせてもらいます^^
最後までお付き合いありがとうございましたTT
その上、あんな素敵なレビューまで頂いて。。。
ほんとうに、ありがたい限りですTT
わっ、そうですか?
そんな風に言って頂けると照れます。(笑)
わたしこそ魅洛さんの抜群のユーモアセンス、
一度御指南いただきたい。(笑)
これからは書きためながら
いろんな作家さんのところを巡ろうと思っているので
またわんさかお邪魔しますね\(^o^)/
コメントありがとうございました^^
リオさん、お久しぶりです!!
去年一年はわたくしごとでバタバタしていたので、なかなか読みにいけなかったのですが、落ち着いてリオさんの作品を確認したら
「おおっ!完結されてる!」てことで読みに来ました♪ゆっくり楽しむつもりでしたが、先が気になり過ぎてページをどんどんめくっていたら一気読みしちゃいました( *´艸`)
小夜子ちゃん可愛いかったです~(≧▽≦)猫系女子、大好きです♥好き~
そして真優ちゃんにも幸せになってほしいですね^^
あと、章タイトルどれもとても印象的で面白いですね!どうやったらこんな素敵なタイトルを思いつくのか、一度ご指南いただきたいものです(*'ω'*)
楽しい作品をありがとうございました!
☆かなっぺ
わわわコメントありがとう~(ノД`)・゜・。
いつもかなっぺのコメント速報
ほんとうに有難いし励みになる!
そしていつもいつもほんとうにほんとうに
もったいない言葉をほんとうに…(;_:)
かなっぺに言われるとほんとうにうれしい
かなっぺみたいなすごい人にね、
こんな褒められるとね、知らんやろうがね、
ほんまに嬉しいんよ!!!(笑)
いやもう、更新頑張ります。(笑)
さあ…どなたでしょう?
まーったり待っててね!
フルスピードで頑張るから!!(笑)
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