恋愛(その他)
完

- 作品番号
- 286889
- 最終更新
- 2010/10/28
- 総文字数
- 100,742
- ページ数
- 367ページ
- ステータス
- 完結
- PV数
- 323,849
- いいね数
- 0
どうやって君に伝えようか、?
翼に傷を負った鳥たちの
行く末は"自由"か"拘束"か―…。
愛し方なんて知らないけれど
愛してみてもいいですか?
‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡
残酷で切ない愛こそが
一番純粋で美しかった
start:)090722
end :)101028
‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡
この作品のレビュー
病院という鳥籠で日々を過ごす少女、美音。 ――神様なんて信じない。この体も、この命もいらない。“約束”さえ、忘れなければいい。 美音は頑なに心を閉じ、最低限の意思表示しかしない。そんなある日、同い年の男の子、祐樹が入院してくる。 祐樹は活発で正直で、美音の心を優しく開いていくさまが伝わります。 2人が導き出した答えはとても純粋で、だけど悲しくて涙が浮かびました。 苦しいしツラいし、諦めて投げ出したくなるけれど。向き合って乗り越えなければ宝物は取り返せない。 相手を想う気持ちがあるからこそ、自分も歯を食い縛って頑張らなければいけない。そんな作者様のメッセージ性が強い物語。 幼いからこそ上手くいかないけど。幼いからこそ未来は希望で溢れてる。 翼を奪われた2人が恋をしながら懸命に生きる姿を、ぜひご一読ください。
病院という鳥籠で日々を過ごす少女、美音。
――神様なんて信じない。この体も、この命もいらない。“約束”さえ、忘れなければいい。
美音は頑なに心を閉じ、最低限の意思表示しかしない。そんなある日、同い年の男の子、祐樹が入院してくる。
祐樹は活発で正直で、美音の心を優しく開いていくさまが伝わります。
2人が導き出した答えはとても純粋で、だけど悲しくて涙が浮かびました。
苦しいしツラいし、諦めて投げ出したくなるけれど。向き合って乗り越えなければ宝物は取り返せない。
相手を想う気持ちがあるからこそ、自分も歯を食い縛って頑張らなければいけない。そんな作者様のメッセージ性が強い物語。
幼いからこそ上手くいかないけど。幼いからこそ未来は希望で溢れてる。
翼を奪われた2人が恋をしながら懸命に生きる姿を、ぜひご一読ください。
とあることをきっかけに、声を捧げた女の子、美音。 そして脚のケガで走ることを奪われた少年、祐樹。 広い広い空の下。 出会った意味はきっと 互いにとってなによりも辛い試練と、 そしてかけがえのない思いを得るため… 言葉に出来ないことは辛くて、思いを伝えられないのは苦しくて、分かってもらえないのは不安。 閉じ込めてしまえばいいのかもしれない。 そばにいれば何でもできるのだと思っていられれば良かったのかも知れない。 だけどそうじゃないから。 そんなときもあるから だから空に。 広く自由で、無限の空に。 縛り付けるのはきっと自分以外ではあり得ないのかもしれないなと感じました。 幼く、だけど必死に一生懸命に、そして誰よりも純粋な愛がここに。 是非ご一読を。
とあることをきっかけに、声を捧げた女の子、美音。
そして脚のケガで走ることを奪われた少年、祐樹。
広い広い空の下。
出会った意味はきっと
互いにとってなによりも辛い試練と、
そしてかけがえのない思いを得るため…
言葉に出来ないことは辛くて、思いを伝えられないのは苦しくて、分かってもらえないのは不安。
閉じ込めてしまえばいいのかもしれない。
そばにいれば何でもできるのだと思っていられれば良かったのかも知れない。
だけどそうじゃないから。
そんなときもあるから
だから空に。
広く自由で、無限の空に。
縛り付けるのはきっと自分以外ではあり得ないのかもしれないなと感じました。
幼く、だけど必死に一生懸命に、そして誰よりも純粋な愛がここに。
是非ご一読を。
まず始めに……
完結おめでとうございます!
この作品はずっとあたしの
大好きな作品でした(*^ω^*)
闇を抱える2人の出会いと
気持ちの変化、挫折、絶望
悲しみ、幸せ…そして恋。
いろんな壁を乗り越えながら
成長する姿にいつも励まされてました
今は結末が分かった喜びと
終わってしまった寂しさが
心の中で葛藤してます(笑)
結末もとても素敵でした
苺紅さん!素敵な作品を
ありがとうございました
この作品の感想ノート
*arisu*です(ω)/
佑樹くんは照れ屋だけど
言いたいことはハッキリ
言ってて格好よかったです(///)
美音ちゃんの声が出たときは
泣きました。
最初にいいたい言葉は[佑樹]とか可愛すぎです☆
この『Last wing』は
ほかの作品にもありませんでしたか?((笑
とっても感動しましたっ!
最高ですっ!
最初読み始めた時は、【最後の翼】?ん?
どうゆう意味なんだろ?
なーんて思ってました。
でも最後完読した時になんで"翼"という実際にはない言葉を使って表現したのかやっと理解出来ました。
この題名は最後まで読み進めていった時にやっと繋がりました。
この物語の主人公[美音]と[祐樹]には心を閉ざしてしまう位辛い過去があり、でもそれと最後2人がちゃんと向き合って、今まで閉じ込められていた"鳥の籠"から抜け出せた時の最後の2人の台詞「ただいま」「おかえり、美音」って言葉にはやっと乗り越られた。よかったあ、なーんてホッとしたと同時に、自然と涙を流していました。
人間は誰しもが辛くて苦しくて大変な事が"壁"という物が目の前に立ちはだかる事が一度はあると思います。
この2人もそうだったんだ。
ただ、それが他の人より少し辛く苦しく重かっただけであって。
でもそれを向き合って乗り越えた事によって最後は笑顔で前に進んで行けたのではないのかな。
生きるっていう事は何か?また生きてる事の大切さを改めて感じさせられるお話だと思います。
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