蹉跌という名のぬかるみ

青春・友情

松堂イリヤ/著
蹉跌という名のぬかるみ
作品番号
1716609
最終更新
2024/02/01
総文字数
19,608
ページ数
11ページ
ステータス
完結
PV数
142
いいね数
3
あの夜、思わずついてしまった嘘

ただの見栄に過ぎなかったのに…

それでも、ダメな私は確実に変わり始めた




香澄は大学受験で全滅し、今は浪人生かニートかすらよくわからない、無気力で怠惰なダメ女状態。

進学で上京した元同級生が、夜中にしょっちゅう電話で東京のキャンパスライフ自慢ばかり聞かせてくるので、頭にきた香澄は、

「私、ボンボンと結婚することになったの」

つい嘘をついて、地元ではガセネタの噂が広まってしまう。

見るに見兼ねた幼なじみの譲からは、

「下らない嘘をついてる暇があれば、何かひとつ結果を出してみろよ!本当に今のままでいいのか!?」

切実に叱られたのだが…。

不器用ながらも、遅咲きの青春と恋が、いま始まる。





高崎 香澄 Takasaki Kasumi
大学受験で全滅し、今は浪人崩れのニート
要領が悪く、怠惰なところが目立つ
自分のついた嘘と、譲の言葉で変わっていく


桐生 譲 Kiryu Joe
地元の大学の薬学部1年生、香澄の幼なじみ
昔は親友だったが、今は衝突ばかり
本気で香澄のことを想って叱る唯一の存在



※ノベマからの転載なので、普段より文字が詰まっています。
あらすじ
他愛ない嘘のつもりが、思いがけず自分の首を絞めることになった、自堕落な浪人生の香澄。
しかし、いつも本気で香澄のことを想ってぶつかってくる、幼なじみの譲に発破をかけられ、香澄は生まれて初めて、真面目に進路や自分自身と向き合うことに。

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