ケータイ小説 野いちご

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野いちご10周年記念コンピレーションアルバム『ずっとずっと、大好きな君のそばで。』

野いちご10周年記念コンピレーションアルバム
『ずっとずっと、大好きな君のそばで。』
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野いちご学園の新着投稿

    • あなたの憧れEPコン
    • お昼休み
    • 廊下
    • 告白

    「何〜窓の外。ボーと見ているだよ!」

    「別に…」

    「めぐがもう少し美「美人じゃなくて悪かったわね。」

    この人、中学時代から一緒やった大。

    「大みたいに私、モテないし…でも、大がモテるが私には分から   
     ない…」

    「めぐの目が悪いか…あーごめんごめん。めぐは鈍感だからな
     〜」

    (大がモテるのは知ってた。現に私も大が大好き。でも言えな
     ない…)

    「分かったから向こう行って。また言われるから…」

    「どういう意味!又言われる?!何を」
    (しまった!)

    「いや…そんな意味じゃない…」

    「俺が誰といようが誰にも関係ない!!俺はめぐが大好きだから…」

    「え…」

    大は近づいて「早く気付いけよバカ!めぐの気持ちは分かっるか      ら…」 

    「美人じゃないし…」

    「美人やったら俺が困る。俺も大好きだよ」

    開く閉じる

    • 先生
    • 屋上

    どおん、と大きな音とともに
    色鮮やかな花火が夜空に輝いた。
    うちの高校の後夜祭は、この花火で幕を閉じるのだ。
    屋上から下を見下ろすと、きゃーきゃーと騒ぐ大勢の生徒がいた。

    「近所から毎年苦情きてんのによく続けられるよな。」

    校庭で騒ぐ生徒とは真逆に
    私の横でスマホ片手にぼんやりと花火を眺める潮田先生。

    なんで私は、友達でも彼氏(いないけど)でもなく
    この毒舌養護教諭と花火を見なきゃいけないんだ。

    「なんで先生、こんなとこにいるんですか。」

    「そりゃこっちの台詞だ。生徒は屋上立ち入り禁止だろ。」

    こちらに目も向けず、吐き捨てるように言う。
    友達が好きな人を後夜祭に誘うと言うので、気を遣ってここへやってきたのだが
    こんなことなら友達のところにいれば良かったと後悔。

    「まぁ感謝しな。俺と花火見れたんだから。」

    軽口を叩く先生の横顔が、打ち上げられた花火の光で七色に光った。

    開く閉じる

    • あなたの憧れEPコン
    • 放課後
    • 廊下
    • 告白

    「あの!こんなところでごめんなさい!私は、瞬君のことが好きなんです!」

    「…本当に『こんなところ』だね。場所変えない?」

    私は今、告白した相手に若干引かれていた。
    それもそのはず。だって告白場所が…人目が沢山ある廊下なんだから。

    「あっ…えっと…ごめんなさい!」
    私がとっさに謝ったら
    「じゃ、こっち来て」
    急に腕をつかまれて連れてこられたのは、人気の全くない廊下の端。

    「ふー…ここでなら俺の気持ちも言えるな。」
    つかんでいた腕を離しながら意味深なことを言う瞬君。
    私が「え?」という顔をしたのと同時に

    「あのさ。さっきの告白嬉しかった。
    俺からも言わして。俺も早瀬のことが好きだ。俺と付き合ってほしい。」
    私がほしかった言葉をくれた。

    それは、一言でいうなら「奇跡」
    たった一つの告白という勇気が起こした奇跡だった。

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