時は、幕末──
わけあって大奥から脱走した、
元くの一のあたし。
路頭に迷った末に、出会ったのは……。
「お前、誰だ?」
壬生の狼と呼ばれていた新撰組の
若き美剣士
【沖田総司】
月夜の晩、彼は……
とんがりお耳とふさふさしっぽの
狼くんに変身!?
「がうっ!」
「きゃああぁぁぁぁ~!
食べないでぇぇぇぇ~!」
うっかり入隊しちゃったあたし、いつまで無事でいられるの?
※史実を元にした妄想フィクションです
☆2014.8.25文庫発売☆
→書籍化にともない、
『花と狼』から『幕末オオカミ』に改題いたしました。
文庫版は内容が少し違います。
読み比べてみてください( ´艸`)
好評発売中
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夜な夜な妖怪が暴れまわる、幕末の世…ワケあって大奥から脱走した17歳のくノ一・楓は、新撰組の美剣士・沖田総司と斉藤一に捕まってしまう。事情を話したところ、局長の近藤勇に気に入られ、楓は新撰組に入隊することになるが…ある夜、月を見ながら狼に変身する沖田の姿を目撃して!?ドキドキが止まらない!野いちご発の歴史ファンタジー☆