『サヤームの鈴 ―日本人村の軍師になった男―』~400年前のアユタヤ王朝、君に渡せなかった鈴が今、歴史の彼方から鳴り響く~

ファンタジー

『サヤームの鈴 ―日本人村の軍師になった男―』~400年前のアユタヤ王朝、君に渡せなかった鈴が今、歴史の彼方から鳴り響く~
作品番号
1779341
最終更新
2026/04/06
総文字数
6,358
ページ数
1ページ
ステータス
未完結
PV数
1
いいね数
0
『サヤームの鈴 ―日本人村の軍師になった男―』

 バンコクで燻るドキュメンタリー作家の青年レックは、亡き恋人・有希の面影に囚われ、自らの人生という「ドラマ」を見失っていた。ある日、タイ中部の街、アユタヤにある日本人町の跡地で、四百年前の町娘が書いた恋文を目にする。そこに記された「未来から来た男にこの鈴を……」という記述を目にした瞬間、17世紀のサヤーム(現在のタイ王国)へと時間が逆行する。

 そこは、関ヶ原の合戦の敗残兵たちが「義勇軍」として、時の王朝の権力争いの渦中にあり、まさにアユタヤ王朝の黄金期だった。レックを救ったのは、有(ゆ)希(き)と瓜二つの容貌を持つ日本人二世の娘・ハナ。しかし、彼女の心は、圧倒的なカリスマで異国に名を馳せる風雲児・山田長政に捧げられていた。

 レックは現代の知識を武器に、長政の軍師として成り上がる。ビルマ軍との戦いに貢献し、朱印船貿易の利権と日本人町の繁栄を支える。しかし、歴史の濁流はやがて政敵シーウォラウォン(のちのプラサート・トーン王)の策略により、「長政毒殺」と「日本人村焼き討ち」という残酷な終焉へと向かう。
 
 愛するハナを守るため、レックは自らの生存を捨て、歴史の改変に挑む決意をする。現代の叡智と命を懸けた「影武者」の果てに、彼が刻んだ真実とは――。400年の時を超え、発掘された錆びた鈴が、再び二人を引き寄せる。圧倒的スケールのタイムスリップ・歴史ロマンファンタジー。
 
 歴史は変えられない。だが、想いは時を書き換える!
あらすじ
バンコクで迷う青年レックは亡き恋人の影に囚われていた。
アユタヤ日本人町跡で「未来から来た男」と記された恋文を見た瞬間、17世紀へと時を逆行する。
黄金期の王朝で山田長政に仕え、繁栄と戦乱に身を投じるが、政敵の陰謀は日本人町の悲劇を招く。
愛するハナを守るため、歴史改変に挑む彼の決断が、時を超え錆びた鈴に刻まれる――壮大なタイムスリップ歴史ロマン。

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