恋愛(学園)
榊原蓮華草/著

- 作品番号
- 1775926
- 最終更新
- 2026/03/25
- 総文字数
- 6,445
- ページ数
- 9ページ
- ステータス
- 未完結
- PV数
- 38
- いいね数
- 0
これは、雨が降る放課後でだけ許される恋。
しとしとと、降り続ける雨。
昇降口を出て傘をさすと、
いつもいる。
『ちょっくら入れてくんね?』
クラスで人気者のムードメーカーの彼は、
どういうわけか、私を待ち伏せするのです。
それも、
雨が降る放課後に限って。
☂
『……貸して』
背が低くて、前髪が長くて、眼鏡を掛けていて。
地味子、という言葉から生まれたような私には、
貴方は眩しすぎる。
雨雲の隙間から差し込む光、
それは貴方なのかも。
『ここ、俺の特等席だから』
『他の人なんて、絶対に入れないで』
貴方はずるい。
ずるすぎる。
☂
初めは、申し訳なさそうに。
二回目は、ちょっと強引に。
三回目は、味を占めたように。
そして四回目からは、
———……隣りにいるのが当たり前になるのです。
- あらすじ
- ☂小森 雨音(こもり あまね)
癖っ毛に悩む眼鏡っ娘。
人に頼まれると断れない性分で、
よく一人で教室の掃除をさせられる。
背が低いのが少し悩み。
雨が降る放課後、
とある人物と相合傘をすることになる。
☂成瀬 一晴(なるせ いっせい)
皆の人気者。ムードメーカー。
よく小テストで欠点を取る補習常習犯。
明るい自分を取り繕うことに疲れたと他人に言えない。
静かに落ち着ける時間を欲している。
この作品をシェア
この作品を見ている人にオススメ
読み込み中…