匂やかな温血

ホラー・オカルト

白山小梅/著
匂やかな温血
作品番号
1723376
最終更新
2024/04/30
総文字数
53,548
ページ数
61ページ
ステータス
完結
PV数
129
いいね数
0
それはまだ母親のお腹の中にいた時

まだ小さな生まれたばかりの命

突然誰かが丈太に話しかけてきた

『これから産まれゆくその魂……そなたの力が必要となる日がくる……』

それは神様からの伝言だった

これから先に出会うことになる少女を
守ることこそが使命だと言う



それから五年後ーー

母親を殺された月子は

縁あって丈太の家に引き取られることに

そこで幽霊に憑依された月子は

隠れた力が暴走してしまう

何故か悪魔の匂いがする月子の血

それは悪魔たちの欲望をそそるものだった



そして十二年がたったある日ーー

新道丈太(17歳) 寺の息子。神に選ばれし少年。『歩く全身除霊キット』の異名あり。

×

水神月子(17歳) 母を亡くし、新道家に引き取られた少女。憑依体質でいつも何かに取り憑かれている。悪魔に狙われている。

いつもと変わらない一日

しかし図書館で本を探していた月子が

ある一冊の本に触れた途端に

突然黒いモヤと強風が吹き荒れ

一人の少女の霊が現れたのだ

これが全ての始まりだった

月子の血の秘密とは一体ーー?


*表紙は尊敬する絵師のBee様に描いていただきました。【転載厳禁】

*エブリスタでも公開しています。

あらすじ
幼い頃に母親が元交際相手に殺された日。母親は月子に憑依して犯人について警察に伝えてから天に召された。しかしその日以降、月子は霊に憑かれやすくなってしまう。その後母親の友人だったソフィアの家に引き取られることになった月子は、地縛霊に憑かれて暴走したところを同い年の丈太に助けられる。彼は生まれる前から月子を守る使命を神から受けた人間だった。
明かされる月子の出生の秘密と、月子を狙う悪魔の正体とは。

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