
- 作品番号
- 291009
- 最終更新
- 2019/10/06
- 総文字数
- 128,815
- ページ数
- 200ページ
- ステータス
- 完結
- PV数
- 227,269
- いいね数
- 1
- ランクイン履歴
-
青春・友情27位(2009/09/20)
不安 嫉妬 暴走
ハタチの私と
かわいくない
ふたりの15歳
生徒と講師
私たちは互いに
「学び人」
~2009/8/10
2017/5/22
リニューアル加筆修正完了
2019/4/17〜
ノベマ!に移転
この作品のレビュー
人は新しい環境に順応する代わりに、過去の環境を忘れてしまう生き物だ。
この言葉は結構終盤に出てきますが、凄く共感しました。
みなみ塾のメンバーはそれぞれ個性的だけど、現実にいるいると思い浮かべれるキャラクターたちばかり。
手紙って良いですね、気持ちが一番伝わる伝え方ですよね。親展は笑いました。
めちゃめちゃ濃い一週間は全員かけがえのないものになったんだろうなと。
今の時期ちょうど読むにふさわしい素敵な物語でした。タイトルも素敵な意味ですね!
彼氏に頼まれて講師として参加した塾の夏合宿。
参加したのは、一週間で七万円という報酬が大きな理由だった。
それのに、やる気のない生徒たち。普段教えている進学塾の生徒たちとはまるで違う様子に彩子はとまどう。
生徒たちが生意気!やる気ない!これでやってけるの! そうこの仕事に誘った彼氏に訴えるものの、彼の返答も満足のいくものではなくて。
けれど、一週間の間にいろいろなことが変わっていく。
中学生には中学生なりの。
大学生には大学生なりの。
悩みがあって、恋をして、嫉妬して、自分の小ささをしって、そして未来を夢見ることを彩子は知ります。
合宿が終わった時には、あれだけ反抗していた生徒たちとも絆を結んで、そして大切なことを学んだ彩子。
学び人夏週間。
まさしくそのタイトルがふさわしい、さわやかな作品です。
アウェイな環境に飛び込んだ塾講師。彼女の気持ちの変化と共に、ぐぐっと引き込まれ、私も何かを学べたような気になりました(笑)私もこんな塾なら行ってみたい!
坂井さんの小説はどれも言葉がスマートで綺麗ですが、人間味があって大好きです。田中先生、南先生など、魅力的な人物にも要注目です☆
この作品の感想ノート
okitamikuさま
ありがとうございます(о´∀`о)
青春っぽく書きたかったので、
この甘酸っぱさが伝わって嬉しいです!
結局悪者は、飯島くんだけになってしまいましたが。笑
すごく面白かったです‼
松野と重森の青春まっさかりなエピソードが可愛らしくて(^^)
あと松野が逃げ出したってとこもすごく共感できました。
先生方もいい人ばかりで‼
素敵な作品ありがとうございました‼
夢幻キリコさま
この作品、三年半ぶりにコメントを頂いて感動しています。
ありがとうございます( ;∀;)
これは確か、私が「野いちご」に来て初めて書いた作品だったと記憶しています。
(これ以前のものは他サイトからの移転なので)
大賞に参加したくて作ったお話で、当時のテーマは「15歳」でした。
学び人。
なぜこう名付けたのかはもう忘れてしまいましたが、気に入って付けたのは覚えています。
彩子と俊輔は今ごろ素敵な先生になっているかな?
いつか短編にしてみたいです。
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