『俺様王子が不器用についた最初で最後の優しい嘘。』

恋愛(ピュア)

『俺様王子が不器用についた最初で最後の優しい嘘。』
作品番号
1780270
最終更新
2026/04/20
総文字数
18,139
ページ数
14ページ
ステータス
未完結
PV数
1
いいね数
0
『俺、お前の顔めっちゃタイプなんだけど。』




中3の春、学園一のモテ男で、誰も逆らえない圧倒的王子の神崎 雪弥(かんざき せつや)から、




強引すぎる命令とともに独占宣言をされた星野 空音(ほしの そらね)。




不器用で、傲慢で、でも誰よりも真っ直ぐに自分を愛してくれる雪弥。




「一生俺の隣にいろ」――その言葉を信じて、空音は幸せな未来だけを夢見ていた。




けれど、卒業を控えた冬。完璧だった雪弥の日常に、静かな「バグ」が起き始める。




昨日話した内容を忘れ、いつも通っている帰り道で迷い、




そして――大好きな空音を、時折「誰だ?」という冷たい目で見つめるようになる。




雪弥を襲ったのは、大切な人との記憶から順に、世界のすべてを忘れていく残酷な病だった。




「……お前みたいな重い女、もう飽きたんだよ。二度とツラ見せんな」




だんだんと自分が消えていく恐怖。そして何より、記憶を失って空音を傷つけることへの恐怖。




追い詰められた雪弥は、自分を「最低な男」に仕立て上げるという、




最初で最後の、あまりに不器用な嘘をついて彼女を突き放す。




真実を知らないまま泣き崩れる空音。




けれど、彼が消えた後の部屋で見つけたのは、震える文字で書き殴られた『自分を繋ぎ止めるためのノート』だった。




そこには、忘れたくない空音との思い出が、血を吐くような愛の言葉とともにびっしりと綴られていて……。




すべてを失っていくカウントダウンの中で、雪弥が空音へ遺した一通の手紙。




そこに隠された、嘘の裏側の「本当の想い」に、全読者が涙する。




記憶の終わりから始まる、究極の溺愛ラブストーリー。

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