ケータイ小説 野いちご

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野いちご学園

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    • 幼なじみ
    • 授業中
    • 屋上
    • 告白

    「橋田ー!!」
    恒例行事と化した『橋田紗奈探し』
    「先生、俺が探してきます」
    「里村悪いな、幼なじみの絆で探してくれ!」
    先生にそう言われ、紗奈を探す。
    この2ヶ月ほど、時々行方不明となる。
    ま、どこにいるのかはわかるけど。

    ガチャ

    「……紗奈?」
    屋上のドアを開け、大の字になって寝ている紗奈に話しかける。
    「寝顔、可愛いな…」
    見つける度に、こうやって呟くがまったく起きない。
    「……俺のになればいいのに。」
    あの時告白しておけば、何回そう後悔したことか。
    しかも何でよりによって、俺の親友なんだよ。
    「…日向、好き」
    「……!?」
    紗奈がぽつりと呟く。
    なんで俺の名前…。
    俺が紗奈の夢に出てきてるのか…?
    「っ……」
    嬉しさなのか虚しさなのか、涙があふれでてくる。

    「…好きだ」
    「俺のモノになればいいのに」

    「ごめん、今だけだから…」
    そう言って紗奈の髪にキスをした。

    開く閉じる

    • 幼なじみ
    • 彼の家
    • 告白

    幼なじみのナツの家に居る私。
    通い慣れたナツの部屋。

    ゴローンとベッドに寝転ぶ。

    「おいおい…それ他の男ん家でやんなよ?」

    「大丈夫!独りだからね…」

    「ふっ、ぼっちか」

    ナツだってぼっちのクセに!

    拗ねてナツから顔を逸らすと、ふと昔のアルバムが目に入る。

    「ねぇナツ、これ見てもいい?」

    「あーいいぜ」

    小学校の頃のだ…懐かしい。

    「ナツって昔からカッコよかったよね」

    「はぁ?なんだそれ、ンな事言ったらセナだって可愛かったろ」

    真っ直ぐ言われるとドキドキするな//

    「じゃあ、こん時好きだった子指さそうぜ」

    「えぇ…いいけど」

    正直覚えてないな…
    まぁテキトーにさせばいっか。

    『せーの』

    「…ぇ?」

    ナツが私にさしていた。

    「お前顔赤いぞ…そそるわぁ」

    「なっ?!うるさぁい!」

    「可愛い…好きなんだよ、ずっと」

    そう言って私の唇にナツはキスをする。

    開く閉じる

    • 同級生
    • 放課後
    • 校舎裏

    「嫁にしたいランキング…かぁ…」
    私は今、生徒会報誌に載せるクラスの紹介ページを書いている。
    放課後ということもあり教室に残っているのは私と…。
    教室の端の方をちらっと見ると、そこには勉強している私の大好きな人、理久。
    かっこいいなぁ…。理久はこれ誰に投票したんだろう…。
    目の前のランキング表には、クラスだけでなく学年でも有名な可愛い子達の名前がずらりと並んでいる。
    あんな可愛い子に告白されたら、理久もイチコロだろうな…。
    そんなの嫌…。理久を独り占めしたいよ…。
    「みんな見る目ねぇなぁ…ここにいるじゃん。嫁にぴったりの子」
    いつの間にか私の席まで来ていた理久がつぶやいた。
    「えっ…どこに…?」
    「…お前」
    「えっ…」
    「さっきため息ついてたけど、こんなランキング気にすんなよ。ちなみに…俺はお前に投票したから…じゃあな!」
    そう言って理久は足早に教室を去っていった。
    夢…?幸せ過ぎだよ…。

    開く閉じる

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