恋愛(ピュア)
完

- 作品番号
- 516144
- 最終更新
- 2015/06/22
- 総文字数
- 182,270
- ページ数
- 524ページ
- ステータス
- 完結
- PV数
- 128,000
- いいね数
- 0
ただ、ひたむきに
瞳哉(to-ya)さん
千原奏実さん
苑水真茅さん
木村咲さん
さいマサさん
レビューありがとうございました。
- あらすじ
- 小6に出会った、矢楚と広香。
青春時代特有な、家族に振り回され、夢を追いかける苦しみの中で、ただ互いを導きの星として歩んだ2人の、12年に渡る純愛。
この作品のレビュー
光 それは 月や太陽 目に浮かぶ情景だけでなく 魂のこもった言葉たち 500ページにわたり感じたのは とても美しい 芯の通った 凛 時に弱く 時に強く 彼らの生を 是非どうぞ
光
それは
月や太陽
目に浮かぶ情景だけでなく
魂のこもった言葉たち
500ページにわたり感じたのは
とても美しい
芯の通った
凛
時に弱く
時に強く
彼らの生を
是非どうぞ
小学6年生で出会ったふたりの淡い恋が、十年以上もの長い長い月日を経て、愛情へと変化し、時には離れ、お互いを傷つけ合いながらも、かたく深い絆へと変わっていく物語。
サスペンスの要素を交えながら、ここまで一途で美しい純愛を描いた作品にはなかなか出逢えないと思います。
何より素晴らしかったのは、ふたりの視点で交互に紡がれる心の描写やお互いの台詞、背景やものの見方に至るまで全てが、ふたりの成長に合わせて変化していくことでした。
当たり前のようでいて、それはすごく難しい描き方だと思うのです。
小学生のふたりが大人になるまでの数百頁があまりにも自然で、ありきたりな言葉ですが本当に感動しました。
ぜひともお勧めしたい作品です!
美しく繊細な文章と、しっかりと息づいた人間像が織り成す、崇高ささえ覚える愛の物語でした。
一つの恋が始まり、経験を積みながら成長し、愛に昇華する。
それがとても丁寧に描写されており、気付けば世界に没頭していました。
主人公の気持ちよいまでのひたむきさ、真摯さは見守り手として時にもどかしく、時に切なくなりました。
たくさんの方に読んでもらいたい良作です。
素晴らしい作品をありがとうございました。
この作品の感想ノート
さいマサ さん
ありがとうございます。
さいマサさんのエッセイ読んでいます。
私も、ファンが1人、減ったんです、あの日。
でも今日、1人増えていました。
別れと出会い。
自分が生きていく時間の間に起こる全てのこと。真心を持って、大切にしていきたいと思います。
登場人物を褒めて下さってありがとうございます。私にも、ああいう友がいました、そして、私自身もあのように真剣に友のことを思っていました。
さまざまな人間関係がありますが、最も得難いのが、美しい友情だと思います。
おはようございます。
ほぼ、一気読みでした。
彼らの生き様に、どっぷりと浸かり、振り回されてしまいました。個人的には、脇役の友人たちが、ここぞって時に、光の道を指し示すのが素敵だなと思いました。500ページもあるから、時間かかるかな?と思ったけど、読みやすくて、それでいて、言葉が美しかったです。満足でございました。ラストも良かった☆
さいマサ 様へ
ありがとうございます。
驚いています、とてもお仕事がお忙しいと、エッセイで拝見していたものですから。
逃げ場がない感じ、が好きなんですか。
モナコGPのコースみたいな感じでしょうか。
さいマサさん、作品は優しくてユーモアにあふれているけど、きっと強い方なんですね。
私は、逃げてばかりです。
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