いつもの席で、また明日

恋愛(ラブコメ)

いつもの席で、また明日
作品番号
1790859
最終更新
2026/09/01
総文字数
92,487
ページ数
10ページ
ステータス
完結
PV数
145
いいね数
0
駅から少し離れた商店街にある、小さな喫茶店「ひより」。

大学二年の春、瀬戸悠介はそこで一人の女性と出会った。

いつも窓際の席で本を読んでいる彼女――宮下琴葉。

最初は名前も知らなかった。
言葉を交わすこともなく、ただ同じ時間に同じ場所にいるだけだった。

けれど雨の降る夕方、一本の傘をきっかけに二人の距離は少しだけ近づいていく。

大学のこと。
好きなもの。
くだらない話。
何でもない帰り道。

そしていつしか「また明日」という言葉が、二人にとって当たり前になっていた。

特別な事件なんて起こらない。
大きな喧嘩もしない。
傷つけ合うこともない。

ただ好きになって、隣にいることが自然になって、この人とならきっとこれからも一緒にいられると信じていた。

けれど人生は、好きという気持ちだけでは同じ場所に留まってくれない。

卒業。
就職。
新しい街。
少しずつ変わっていく毎日。

嫌いになったわけじゃない。
好きな人ができたわけでもない。

それでも二人には、いつか「また明日」と言えなくなる日が訪れる。

これは運命的な恋の物語ではない。

どこにでもいる二人が出会い、恋をして、何でもない毎日を大切にして、やがてそれぞれの人生を歩き始めるまでの物語。

もし、ずっと続くと思っていた恋が終わったとしても。

一緒に笑った時間まで、なくなるわけじゃない。

変わらないと思っていた日々こそ、きっと人生でいちばん特別だった。

『いつもの席で、また明日』

小さな喫茶店から始まる、少し温かくて、少し切ない恋の物語。
あらすじ
町の小さな喫茶店「ひより」で出会った大学生の悠介と琴葉。同じ時間、同じ席で顔を合わせるうち、何気ない日々はやがて恋へと変わっていく。喧嘩もなく、この先もずっと一緒だと信じていた二人。しかし卒業と就職が、それぞれの未来を少しずつ遠ざけていく――。「また明日」が言えなくなるまでを描く、温かく切ない恋の物語。

この作品のレビュー

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この作品の感想ノート

切なくてほのぼのとするお話でした。2人が再会したお話も書いてほしいです。楽しみにして作品読んでいます。

あ―さん
2026/09/02 07:56

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