ノンフィクション・実話
iruka:3/著

- 作品番号
- 1789825
- 最終更新
- 2026/08/20
- 総文字数
- 4,609
- ページ数
- 20ページ
- ステータス
- 未完結
- PV数
- 5
- いいね数
- 0
人が大好きだった。
誰かと話すことが好きだった。
誰かと笑うことが好きだった。
放課後にくだらない話をすることも、ゲームをしながら騒ぐことも、誰かの隣にいることも。
僕には、たくさんの居場所があった。
……そう思っていた。
ある日、同じ部活の人から先生を通して言われた。
「もう関わりたくない」
自分の言動が相手を困らせていたことを知った。
だから、もう必要以上に関わらないことにした。
それでも僕は、人が好きだった。
新しい友達ができて、ゲームをして、通話をして。
一人で取り残されていた僕を誘ってくれた人たちとの時間は、本当に楽しかった。
その中で僕は、自分のことが好きだった。
「今日の俺、最強じゃん」
そうやって自分を褒めるくらいには、自信を持っていた。
でも、少しずつ誘われなくなった。
そしてある日、言われた。
「その自信満々なところ、みんな無理って思ってるよ」
「君と関わってると、他の人に色々言われて怖い」
そして、縁を切ると言われた。
さらに耳に入ってきた噂。
――僕が異性を好きになると、その人が可哀想。
こっそり始めていた自分磨きさえ、
「意味ない」
「モテようとしてるの?」
「そういうのキモい」
と笑われた。
それから僕は、人の目を気にするようになった。
話す前に考える。
笑う前に考える。
誰かを好きになる前に考える。
「また嫌われないかな」
「また誰かを困らせないかな」
気づけば、僕は大好きだった人たちとの写真を消していた。
思い出すのが怖かったから。
人が好きだった僕。
自分が好きだった僕。
誰かを好きになることを怖がらなかった僕。
その全部に、僕は別れを告げる。
さよなら、人好きの僕。
――これは、僕が「僕」を失って人が怖くなってしまった僕の物語。
『さよなら人が好きな僕。』
誰かと話すことが好きだった。
誰かと笑うことが好きだった。
放課後にくだらない話をすることも、ゲームをしながら騒ぐことも、誰かの隣にいることも。
僕には、たくさんの居場所があった。
……そう思っていた。
ある日、同じ部活の人から先生を通して言われた。
「もう関わりたくない」
自分の言動が相手を困らせていたことを知った。
だから、もう必要以上に関わらないことにした。
それでも僕は、人が好きだった。
新しい友達ができて、ゲームをして、通話をして。
一人で取り残されていた僕を誘ってくれた人たちとの時間は、本当に楽しかった。
その中で僕は、自分のことが好きだった。
「今日の俺、最強じゃん」
そうやって自分を褒めるくらいには、自信を持っていた。
でも、少しずつ誘われなくなった。
そしてある日、言われた。
「その自信満々なところ、みんな無理って思ってるよ」
「君と関わってると、他の人に色々言われて怖い」
そして、縁を切ると言われた。
さらに耳に入ってきた噂。
――僕が異性を好きになると、その人が可哀想。
こっそり始めていた自分磨きさえ、
「意味ない」
「モテようとしてるの?」
「そういうのキモい」
と笑われた。
それから僕は、人の目を気にするようになった。
話す前に考える。
笑う前に考える。
誰かを好きになる前に考える。
「また嫌われないかな」
「また誰かを困らせないかな」
気づけば、僕は大好きだった人たちとの写真を消していた。
思い出すのが怖かったから。
人が好きだった僕。
自分が好きだった僕。
誰かを好きになることを怖がらなかった僕。
その全部に、僕は別れを告げる。
さよなら、人好きの僕。
――これは、僕が「僕」を失って人が怖くなってしまった僕の物語。
『さよなら人が好きな僕。』
- あらすじ
- 人が大好きで、いつも誰かと笑っていた僕。
けれど、言動を理由に「もう関わりたくない」と言われ、仲良くなった人たちからも距離を置かれていく。
「自信満々なところが無理」「恋をすると相手が可哀想」――そんな言葉が、少しずつ僕を変えていった。
大好きだった人たちとの思い出を消しながら、僕は「人が好きな僕」に別れを告げる。
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