さよなら人が好きな僕。

その頃、僕はこっそり自分磨きを始めていた。
少しでも自信を持ちたかった。
少しでも変わりたかった。
鏡を見るたび、「昨日より少しマシになったかな」なんて思った。
誰かに褒めてもらいたかったわけじゃない。
少なくとも、僕の中では。
ただ、自分自身を少し好きになりたかった。
だけど。
それすら否定された。
「意味のない自分磨き」
「モテようとしてるの?」
「そういうのキモい」
その言葉を聞いた瞬間。
僕の中で何かが折れた。