さよなら人が好きな僕。

 【僕は僕の事が好きだ】

「俺、最強じゃん」

そのグループにいるときの僕は、自信に満ちていた。
「今の俺、上手くね?」
「俺、最強じゃん」
自分で自分を褒める。
そんな僕を、僕自身は嫌いじゃなかった。
むしろ好きだった。
僕は、自分のことが好きだった。
少なくとも――あの頃は。
自分の良いところを見つけて。
自分で褒めて。
「今日の俺、結構いいじゃん」
そうやって笑えていた。
僕は僕でいい。
そう思えていた。