さよなら人が好きな僕。

【第二章 新しい居場所】

「誘ってくれた二人」

文化祭の打ち上げ。
気づけば僕は、一人で歩いていた。
みんなが楽しそうにしている中で、僕だけが取り残されていた。
そんな僕に声をかけてくれたのが、二人の女の子だった。
「一緒に回る?」
「……いいの?」
「もちろん」
嬉しかった。
本当に嬉しかった。
そこから僕たちは、一緒にゲームをするようになった。
通話をするようになった。
そして、ゲームのグループができた。
最初は三人だった。
でも、少しずつ人が増えていった。
友達の友達。
そのまた友達。
気づけば、最初とは比べものにならないくらい大きなグループになっていた。