想いと共に花と散る

 おはようございます。こんにちは。こんばんは。
 榊原蓮華草です。

『想いと共に花と散る』を最後まで読んでいただきありがとうございます!

 まず、読んでくださった方の中にこう思った方がいるかもしれません。



「え、長くない?」



 そうです、その通りです。
 長い、長すぎる。

 いやね、こんなに長くなるなんて榊原自身も思っていなかったんですよ。
 元々、七章まで書いて終章で締めるつもりだったんです。(七章構成でも十分長いですけど……)
 結果的にこんなにも長編になったわけですが。


 その分、温めに温めて書いたので妥協は一切ありません!


 歴史が好きで、幕末が特に好きで、その中でも新撰組が好きで。
 そして何より、
 土方歳三が好き。

 この作品は、完全に榊原の好みで書き始めたもんなのです。


 好きだからこそ、歴史から逸れる妄想は極力減らし、歴史に忠実にをモットーに書き進めてきました。


 なので、これは外せないという歴史が多く……。
 こんなにも長くなってしまいました。


 ただ!


 私はこの作品を書き上げられたことを誇りに思います。


 愛を知らず、生きることを諦めていた少女が、わけあって幕末にタイムスリップする。
 よくあるご都合主義な展開から始まりますが、私はその「タイムスリップ」をした理由にも焦点を当てたかったんです。
 幕末の世で、少女は血気盛んな愛とは程遠い人々と出会い、そんな彼らと過ごす時間で愛を知る。

 そして、後にも先にも忘れられない恋をしたのです。


 始めの頃は、歴史なんて無視して雪華を幸せにしてやろうかな〜なんて思ったんですが。

 なんせ、拘りに拘った作品なので。

 歴史を無視するのは違うなと。本来死ぬはずの人を生かさないと、雪華は幸せになれないのかと思い立ちました。


 そんな子ではないくらい、読んでくださった方なら分かるでしょう。


 雪華が新撰組の皆を、出会った人々を愛したように。

 
 榊原自身も彼らを愛しています。


 では、最後に。
 人はいつか死んでしまうものです。それは抗えない現実です。
 けれど、覚えている限り。

 その人と過ごした時間、分かち合った時間を覚えている限り、いつまでも生き続けられると私は思っています。

 矛盾した話ですけどね。

 いいんですよ、矛盾したって。
 世の中矛盾だらけなんですから。都合よく解釈して、矛盾が生まれたって良いんです。


 幸せなら、それで。