嘘つきと疫病神

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歴史・時代1位(2026/02/03)

歴史・時代

嘘つきと疫病神
作品番号
1741592
最終更新
2026/03/16
総文字数
197,154
ページ数
152ページ
ステータス
完結
PV数
19,469
いいね数
91
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歴史・時代1位(2026/02/03)

あの暑い夏の日。


私は生きるために町に出た。


食べる物、着る物、飲む物。


何も持っていない私に与えられた選択肢は、
“盗む”ことだけ。



でも、無理して生きようとは思っていなかった。


理由がない。

希望がない。

夢がない。


だから、死ぬなら何処でも良かった。



『お前、どうしてあの時逃げなかった』


けれど、
貴方が逃げ道を塞いでくれたのだ。


嘘つきな貴方は、
不器用なのに優しくしてくれる。



『まだ生きたいって思っちゃった』



疫病神だと虐げられる私は、
貴方の嘘から生まれた優しさに生かされた。




だから私は、

貴方の隣で、

同じ明日を夢見て、

一緒に生きていきたかったの。




写真機を覗く貴方の顔は、
いつだって笑顔に満ちていて。


失敗作にしか見えない写真を、
擦り切れても大切にしていて。



ずっと、想ってくれていたのに。

ずっと、見てくれていたのに。



私が貴方の本心を知るのは、


貴方を失ってからだった。







榊原の処女作です。
物凄く拙い文章ですが、温かい目で読んでいただけるとありがたいです。
ちらほら改稿はしています。

この作品のレビュー

★★★★★
2025/08/20 09:11
ネタバレ
切なすぎる

めちゃくちゃ感動しました…!!
最後なんて泣きそうになりましたね〜。
蕗ちゃんの記憶障害も悲しい…。
最後まで覚えていられたことを望むばかりです!
仁武くんも最後意思を固めたところかっこよかった!!
とっても素敵なお話でした!
ぜひみなさんも読んでみてください!!

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この作品の感想ノート

もうめちゃくちゃ感動した…!!最後なんて泣きそうになったもん!蕗ちゃんの記憶障害も悲しいな…。でも、きっと最後まで覚えていられたよね!仁武くんも最後意思を固めたところかっこよかったな!!
とっても素敵なお話でした!最後まで書いてくださりありがとうございました!!

2025/08/15 12:06

この作品のひとこと感想

すべての感想数:63

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