嘘つきと疫病神

恋愛(ピュア)

嘘つきと疫病神
作品番号
1741592
最終更新
2025/06/03
総文字数
200,462
ページ数
153ページ
ステータス
完結
PV数
1,931
いいね数
0
貴方が撮る写真はいつも輝いていた。
写真を撮っている貴方を見ている時間が何よりも好きで、ずっと見ていたいと思えた。

あの暑苦しい夏の日、貴方は私の手を引いて新しい世界を見せてくれた。

沢山の人に出会って、知らない世界を沢山見せてくれた。
貴方に出会っていなければ知らないままだった世界、その世界はこんなにも輝いていたんだって。

たとえ離れ離れになろうと、ずっと忘れずにいたら貴方はまた私の元に来てくれる。

そう信じていたのに。そう思っていたのに。

やっとの思いで再会した時には、貴方はすでに死を覚悟していた。
あらすじ
戦時中の日本。

世界中が混沌としている中、二人の少年少女が出会う。
少年の不器用で温かい優しさに心を奪われ、ともに暮らす内に惹かれた。

けれど少年は遠く知らない町に行ってしまう。
離れ離れになり一度は孤独な時間を過ごしたけれど、“姉”として育ててくれた人達により少しづつ孤独が薄れる。

そして貴方はまた帰ってきてくれた。

成長して近い未来に命をかけて戦場に行く軍人として。

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