黎明の麒麟ー凌暁と雪蘭の伝説ー

ランクイン履歴

ファンタジー23位(2025/11/28)

ファンタジー

黎明の麒麟ー凌暁と雪蘭の伝説ー
作品番号
1765712
最終更新
2025/11/21
総文字数
71,266
ページ数
148ページ
ステータス
完結
PV数
7,352
いいね数
6
ランクイン履歴

ファンタジー23位(2025/11/28)

《登場人物》
■ 国主・凌暁(りょう・ぎょう)
年齢:26歳前後
容姿:長身で引き締まった体つき。黒に近い濃い茶髪を低く結い、前髪はやや長く目元にかかる。瞳は深い琥珀色で、静かな湖のような光を宿す。

若くして霜華国を率いる青年国主。戦国の世を生き抜くため、隣国から正妻を迎える。沈黙と静謐の人。誰よりも落ち着いて見えるが、その瞳の奥には炎のような情熱を秘める。

■ 曹雪蘭(そう・せつらん)— 隣国の姫君・凌暁の正妻
年齢:21歳前後
容姿:黒曜石のような長い黒髪、透き通る雪の肌。切れ長の瞳は淡い紫水晶の色をしており、視線に吸い込まれるような神秘性を放つ。

凌暁の妻。冷ややかに見えるが、近づくほどに繊細な温かさを感じさせる。この世ならざるものが「視える体質」を持ち、時折幻獣や精霊たちの気配を感じ取る。そのため幼い頃から「異なる存在」として距離を置かれてきた。

■姚璃月(よう・りーゆえ)— 宰相の孫娘
年齢:22歳
容姿:燃えるような赤茶の髪を高く結い、瞳は琥珀色。姫君とは対照的に陽の光のように華やか。頬に小さなほくろがあり、それが艶を添える。
宰相の孫娘で、情熱的で強気。宮廷では女官の最高位・尚麗の地位に就く。美しさを自覚しており、国主の寵愛を得て実権を握ろうという野心家。一方で心の奥には孤独と焦燥が潜む。
雪蘭を「国を乱す外来の女」として敵視。
あらすじ
この大陸〈天嶺〉には、
五つの幻獣(青龍・白虎・朱雀・玄武・麒麟)が存在すると信じられている。

しかし幻獣は特定の国に属さない。「人を選び、その者と共に歩む」存在で、幻獣に選ばれた王の国は繁栄するとされる。
五幻獣の中でも、徳の化身とされる「麒麟」は最も尊く、麒麟から選ばれた者は長い歴史の中でたった3人だけ。

小国・霜華国の若き国主・凌暁は、
幻獣の加護を授かるための神事に挑む。


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