ケータイ小説 野いちご

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    • 先生
    • VD2020【お題】

    「自然に…笑って…」

    私、大田結衣はブツブツと独り言を言いながら廊下を走る。
    向かう先は保健室。
    保健室の先生の本田先生は私が片思いしている人。
    でもこれ以上の関係は望まない。
    だからせめて、このバレンタインのチョコレートだけは…。

    前をきちんと見ていなかったせいで登ろうとした階段でつまづき、派手に転んだ。

    「いた…。良かった無事だ…」

    「無事じゃないだろ」

    頭上から声が聞こえ、上をむくとそこには本田先生がいた。

    「先生!これ…」

    「まずは怪我の手当」

    保健室のベッドに座り、先生にチョコレートを渡した。

    「これ…」

    「ありがと」

    先生は素早く私の足に包帯を巻いてくれた。
    そしてマッキーで包帯に何かを描き始めた。

    「ハートにLOVEって…」

    「勘違いしてくれてもいいよ」

    私が驚いて先生の顔を見ると、先生は笑って私の頭に手を置いた。

    「なんてね。お大事に」

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    • 憧れの先輩
    • VD2020【お題】
    • 頬キス

    「眠……」
    「先輩は勉強しすぎですよ」
    「君は眠くないの?」
    「私は授業中、寝てましたから」

    そんな彼に彼女は少し寝たら?と話した。

    「会議まで時間ありますよ」
    「そう?じゃあ、お言葉に甘えて……ZZZ」

    隣椅子に座って寝た彼の肩に彼女は膝掛けを掛けた。

    ……一人でこんなに資料を作って……

    苦労を感じた彼女はそっと立ち上がろうとした。


    「……美友さん」
    「え」

    名を呼ぶ寝言にドキとした彼女は顔を覗き込んだ。

    ……寝てる……よし!今!

    彼女は静かに彼の制服のポケットに赤包みを入れようとした。

    「こら」
    「きゃあ?」
    「……ひっかかった!」
    「え?起きてたんですか?」

    彼女の手首をつかんだ彼は嬉しそうだった。

    「だってこうしないと、くれなさそうだし」
    「でも、これ義理チョコですよ」
    「そんな事言うなよ……」

    そして頬にキスされた彼女は夕焼けよりも真っ赤になっていた。

    開く閉じる

    • 同級生
    • 授業中
    • 教室
    • 隣から

    今日はバレンタインデー

    幼馴染みの蓮は毎年すごい量のチョコを貰ってる

    「先生。教科書忘れたので隣の人に見せてもらいます」

    彼は毎年バレンタインに教科書を忘れる

    「また忘れたの?」

    「うん、だから見せて」

    そう言って、彼は机をくっつけた

    でも、今までと違うのは机の下で手を繋いでいること

    「今年こそはチョコくれるよね?」

    チュッ

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